内装にまでこだわる車好きの方には「内装は絶対にレザーシート」と考える方もたくさんいます。レザーシートは高級感を演出するため人気の内装であり、しっかりとメンテナンスすることで本革の良さがさらに発揮されます。
今回は、そんなレザーシートの正しいメンテナンス法についてご紹介します。
メンテナンスに使用するもの
レザーシートのお手入れは、購入して間もない新車であったり、汚れが目立たなかったりする場合は、実はきれいなタオルがあれば簡単にメンテナンスできます。タオルは、拭き取った汚れの程度が分かりやすい白の清潔なものが良いでしょう。
レザーシートのメンテナンスに強いこだわりを持つ方の中には、「拭き取りはこのクロスでなければならない」という方や、「艶を出すにはこの艶出し剤でなければならない」と強いこだわりを持つ方もいます。とはいえ、タオルだけでもレザーシートは十分にきれいにすることができます。
以下では、特に汚れが目立たない場合と、特に汚れが目立つ場合の2つに分けて、レザーシートのメンテナンス方法をご紹介します。
簡易なメンテナンス方法

特に汚れが目立たない場合のメンテナンス方法は、次の通りです。
1.掃除機
まずは、シートに付着したゴミやホコリなどを掃除機で吸い取ります。細かい隙間やシートの縫い目などに入り込んでいるゴミやホコリは、細い歯ブラシなどを使ってしっかりとかき出して掃除機で吸い取るようにしましょう。
2.水拭き
シートに付着したゴミやホコリを掃除機でしっかりと吸い取ったら、タオルで丁寧に水拭きします。この際、タオルは固く絞ってから用いるようにしましょう。固く絞らずにタオルから水が滴る状態であれば、シートに水アカがついたり、シートがシミになったりすることもあるので、注意が必要です。水拭きする際は、ゴシゴシと力強く拭くのではなく、優しく丁寧に拭くようにしましょう。
汚れがひどかったり、艶がなくなっていたりする場合は

シートの汚れが特にひどい場合は、本革用のクリーナーを用いると汚れが取れやすくなります。ただし、一度に大量のクリーナーを用いるとシートの縫い目がくすんで見えるようになってしまったり、縫い目や細かい隙間などにクリーナーが入り込んでしまったりするため、少しずつ付属のクロスやきれいなタオルなどに取りながら使用するようにしましょう。また、ほとんどの本革用クリーナーには艶出し成分が含まれていますので、レザーシートの艶がなくなってきたと感じた場合にも使用することが可能です。クリーニングとともに、自然な艶が出て、よりレザーシートの高級感を引き立てることができます。艶出しに特化したアイテムもありますので、うまく活用するようにしましょう。
レザーシートをきれいな状態のままで長持ちさせるには、メンテナンスが必要不可欠です。日常的にメンテナンスを行い、レザーシートを美しく保ちましょう。
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