ガラス系コーティングにしつこい汚れがついたときの対処法は?

車のボディを美しく見せるガラス系コーティング。ガラス系コーティングを施工すれば、ボディを美しく見せるだけでなくキズが付きにくくなり、汚れも水洗いで簡単に落とせるようになります。とはいえ、汚れの種類によってはなかなか落ちない汚れも……
そこで今回は、しつこい汚れの対処法についてご紹介します。

しつこい汚れがついたときは

車のボディに虫の死骸や鳥のフン、タールや油汚れなどが付着してしまうことはよくあります。それらは時間が経つと、なかなか落としにくい汚れになってしまうもの。また、汚れが原因でコーティングにダメージが加えられ、シミになったり効果が薄れてしまったりすることにも繋がります。とはいえ、汚れを落とすためにボディをゴシゴシと擦ってしまっては、コーティングが剥がれてしまう場合も……。
そこでおすすめなのが、ガラス系コーティング専用のメンテナンスシャンプーです。専用のメンテナンスシャンプーを用いれば、コーティングにダメージを与えることなくボディに付着したしつこい汚れを落とすことができます。

使い方もいたって簡単。まず、ボディをしっかり水で濡らした後、水をたっぷりと含ませたスポンジにシャンプーを適量垂らし、しっかりと泡立たせます。その泡で、ボディを優しく洗浄します。この際、ボディをゴシゴシと擦りすぎないようにするのがポイントです。
洗浄後は水でしっかりとすすぎ、清潔な柔らかいタオルや専用クロスで拭き上げれば完了です。

シャンプーを用いても落ちない場合は……

ボディに付着したしつこい汚れの多くは専用のメンテナンスシャンプーで取り除くことができるものの、それだけではなかなか落ちない汚れもあります。特に、黄砂や花粉などが樹液と一緒に固まってしまうと、メンテナンスシャンプーだけではなかなか落とすことができません。
そんなときは、汚れの上に濡れタオルを置き、そこへ80℃以上の熱湯をかけてしばらく時間をおきます。その際、温度が下がらないようドライヤーで温めながら時間を置くとより効果的です。5~10分経ってからタオルをはずし、メンテナンスシャンプーを用いて洗浄すると、汚れをきれいに落とすことができます。
ただし、作業が難しい場合や、自分で状態が判断できない場合は、ガラス系コーティングを施工したディーラーやプロショップに相談することがいいでしょう。

いかがでしたか?こうした方法で洗浄することで、ガラス系コーティングを施工した車でもコーティングをキズつけることなくしつこい汚れを取り除くことができます。日々のメンテナンスに気を配り、大切な愛車をいつまでもきれい保ちましょう。