愛車をピカピカにしたい……カーワックスとガラス系コーティング、それぞれの特長は?

思わず振り返ってしまう車といえば、ピカピカに輝いている車。通行人の視線をたくさん集めるためにも、「愛車をピカピカに保ちたい」と考える方も多いはず。ピカピカに輝くボディを実現するためには定期的な洗車が必要不可欠ですが、洗車だけでは出せない輝きもあります。洗車だけでは出せない輝きを出すためにはどのような工夫が必要なのでしょうか。

ピカピカに輝くボディを実現するために必要不可欠ともいえるのが、「カーワックス」や「ガラス系コーティング」です。自分でカーワックスをかけたり、プロにガラス系コーティングを施工してもらうことで、車にツヤや光沢を与え、ボディをピカピカに輝かせることができます。
充実したカーライフを過ごすためにはカーワックスやガラス系コーティングは欠かせないアイテムであり、既に活用している方も多くいます。とはいえ、「そもそもカーワックスとガラス系コーティングってどう違うの?」と考えるライトユーザーの方もいるかもしれません。
そこで今回は、カーワックスとガラス系コーティングのそれぞれの特長やメリットについてご紹介します。

カーワックスの特長

カーワックスは、シリコーンや「カルナバロウ」という天然のロウが主な成分となっています。これらの成分が車のボディに膜を作り、ツヤや光沢を生じさせます。ボディが光を反射するため細かなキズが目立ちにくくなり、ボディをきれいに見せることができるというのも特長のひとつ。「自然で明るいツヤがほしい」という方におすすめです。
撥水性にも優れていて、水アカが付きにくいのも魅力。価格もお手頃で購入しやすく、手軽に手入れができるのもカーワックスのメリットです。効果は1か月程度持続します。なお、カーワックスにはさまざまなタイプがあり、固形タイプ、ハンネリタイプ、液体タイプ、スプレータイプ、拭くだけシートタイプなどがあります。

ガラス系コーティングの特長

ガラス系コーティングは、自身でかけるカーワックスと異なり、施工技術に優れた職人に依頼し、きっちりと下地作りからコーティングの塗布までの一連の作業を行ってもらうプロ施工コーティングの最高峰といわれています。ガラスと類似した分子構造となっており、反応硬化型の固い被膜を形成するため、コーティング効果が長持ちし、高い防汚性能を保持しながら、光沢やツヤ効果を発揮します。

「愛車をピカピカに保ちたい」という方の中には、手入れになかなか時間をかけられないという忙しい方もいるかもしれません。そんな方にも、ガラス系コーティングはおすすめです。ガラス系コーティングは効果が長持ちするため、一度施工すると普段のお手入れは非常に楽になります。軽い汚れであれば水だけでサッと洗い流すことも可能です。また、ガラス系コーティングには空気中の有害物質からボディの塗装を保護する効果もあるため、清掃面でメリットだけでなく、ボディの保護という面でも大きなメリットがあります。

目的に合わせて選ぼう

カーワックスとガラス系コーティングには、それぞれ特長やメリットがあります。コスト感や普段の愛車にかけられるメンテナンス時間を総合的に考えて選ぶようにしましょう。
いずれも優れた効果を持っているため、愛車をピカピカに保つのであれば、目的や特長に合ったものを選ぶことが大切です。