雨の日のドライブに欠かせないワイパー。ワイパーがなければ、雨の日に安全に運転することはできません。車を購入してから何千回・何万回と動くワイパーは、ゴム製のため劣化しやすいパーツでもあります。そのため、メンテナンスは不可欠。また、雨天ドライブでの視界を守るために欠かせないパーツでもあることから、メンテナンスはもちろんのこと、定期的な交換も必要となります。
とはいえ、ボディやフロントガラスのように常に目につく部分ではないため、メンテナンスや交換を怠ってしまう方は少なくありません。そこで今回は、ワイパーの劣化を防ぐためのメンテナンスや、交換のタイミングについてご紹介します。
ワイパーが劣化する原因とは
ワイパーは車外に取り付けられているため、常に紫外線にさらされています。ゴム製であるワイパーにとって、紫外線は大敵。紫外線にはゴムを硬化させる働きがあるため、紫外線にさらされることでワイパーゴムは硬くなってしまいます。ワイパーゴムが硬くなってしまうと、稼働時にワイパーブレードやアームにも余計な負荷がかかってしまい、ワイパー自体の劣化が進んでしまうことにも……。
なお、紫外線だけでなく、汚れや油分が付着することでもワイパーは劣化してしまいます。
ワイパーが劣化すると……
ワイパーが劣化してしまうと、稼働した際にフロントガラスにビビリ音が生じたり、スジ状の線やニジミが残ったり、拭きムラが生じたりします。これらはフロントガラスの視界を悪くする要因となり、雨の日に安全に運転するのを妨げる要因にもなります。雨の日でも安全に運転するためには、定期的なメンテナンスやワイパー交換が必要となるのです。
交換するタイミングって、いつ?
雨天でのドライブの安全性や快適さを保つには、定期的なワイパー交換が必要です。とはいえ、「いつ交換すればいいの?」と交換のタイミングに悩んでしまう方も少なくありません。なお、ワイパー交換のタイミングは、明確に見極めることができます。
ワイパー交換のタイミングは、主に「フロントガラスに現れる症状」や「ワイパーの劣化具合」で見極めることができます。フロントガラスにビビリ音が生じたり、スジ状の線やニジミが残ったり、拭きムラが現れれば、交換のタイミングとなります。また、ワイパーを見てサビやクラックが生じていたり、サビや金具のガタツキが目立ったり、摩耗や変形などの劣化があれば、それも交換のタイミングです。
ワイパーゴムだけであれば半年~1年ごとに、ワイパーブレードであれば1年~2年ごとに定期的に交換するようにしましょう。
日頃からできるメンテナンス方法
雨の日に、安全かつ快適に運転するためには定期的なワイパー交換が必要不可欠です。日頃から行えるワイパーメンテナンスとして、「ワイパーの拭き掃除」があげられます。手でワイパーをそっと持ち上げ、フロントガラス側から水を含んだスポンジやタオルでワイパーゴムを軽く擦ることで汚れがとれ、大半の汚れを落とすことができます。付着した汚れはワイパーが劣化する原因の1つでもあるため、日頃から汚れを取り除くことで劣化の進行を防ぐことができます。
雨の日でも安心して運転できるよう、日頃からワイパーメンテナンスや定期的な交換はしっかりと行うことが大切です。
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