初体験!コーティングレポート

様々なメディアで、その「圧倒的な艶・光沢」「驚異的な防汚・耐久性」などがクローズアップされているプロ施工のガラス系ボディコーティング。 中でも最先端のケミカル技術と施工ノウハウを融合させることにより、圧倒的なパフォーマンスを実現したと注目を集めているのが、カー用品のリーディングカンパニーSOFT99が開発・供給する『Beautiful G’ZOX リアルガラスコート』だ。

今回はその施工現場を密着取材。想像を遥かに凌駕する性能を余すことなくレポートします。

コンディションチェック~洗車

今回の施工車両“ボルボV70”のオーナー岩本氏が来店。施工担当の明比さんが、早速車両のコンディションについて問診を始める。年式は2003年、ボディカラーはブルーメタリック。

購入後1年は屋外駐車、その後マンションの地下駐車場を利用、走行距離は約35,000Km。施工はまず洗車から始まった。

やみくもに洗うのではなく塗装コンディションを確かめるように、ていねいに作業を進める明比さん。「普段は洗車機をご利用になってらっしゃいますね?」うなずく岩本氏。
「独特の洗車キズでわかるんですよ。これではいくらワックスをかけても艶は期待できませんね。今日は下地処理をしっかりやりましょう。」

施工プランが固まったようだ。ねんど状クリーナーで鉄粉を除去していく明比さん。

3年間も放置していれば、相当量の鉄粉が塗装に刺さっているという。 みるみる黒ずんでいくクリーナーがそれを物語っていた。
「引っかかる感じがなくなりましたね。」
クリーニング後のボディをなでながら、岩本氏が感心するように語った。

マスキング~下地処理

「さあ、これからが本番ですよ。」ドアやモールの細い隙間に残った僅かな水滴までエアガンで飛ばし終えた明比さんがマスキング作業に入った。

手際よく、しかも驚くほど正確に進められるマスキング作業に感心する岩本氏。

「やはり、そこまで細かな作業が必要ですか?」 尋ねる取材スタッフに明比さんが答える。
「お客様に満足していただける仕上がりを得るには地味な作業こそ大切。 妥協できないんですよ。」

下地処理の山場とも言えるバフがけが始まった。

「これだけは一般の方には不可能だと思いますよ。」 年間数百台の施工をこなす熟練プロの自信がのぞく。

場所・形状・塗装コンディションに応じて、数種類のバフとコンパウンドを使い分け、黙々と作業を進める明比さん。途中、ライトを当てながら塗装の状態を入念にチェックする。

バフがけが終わり、塗装状態の最終チェックをする明比さん。

作業前に見られた細かなキズや固着した汚れは完全に消え、すでにコーティングも不要かと思えるほどの素晴らしい輝きを放っている。これには岩本氏も感動。
「プロの技術ってすごいものですね。さすがにここまでとは思っていませんでした。」
明比さんが静かに微笑んだ。

コーティング処理~艶・光沢検証

いよいよコーティング施工。まず脱脂クリーナーで塗装表面に付着したコンパウンドかすや油分を完全に除去。 これもプロならではの細やかさだろう。そしてコーティング液の調合。

リアルガラスコートは主液と硬化剤の2液タイプであり、さらに1台分の容量ごとにボトリングされているのが特長だ。これは保管中、コーティング液の劣化防止が目的だという。
品質へこだわりの深さが伺われる。コーティング剤の塗り込みが始まる。

細かな部分まで塗り残しのないよう、慎重に作業を進める明比さん。

拭き取り後には、ライトを当てながら入念に拭き残しをチェック。ここで手を抜かないことが硬化後にムラの発生を防ぐポイントだそうだ。そして最終工程である焼付へ。

60~65℃の専用ブースに入れて約30分、 さらに冷却に30分が費やされた。

「まるで新車のようですね。いやそれ以上かも。」

施工後の愛車を見るなり、岩本氏が唸った。 それもそのはず、施工前のくすんだボディがブースの照明に煌めくような輝きを発しているのだから。愛車の周囲を歩きながら、無言でその仕上がりに見とれる岩本氏に明比さんが語りかける。
「これがリアルガラスコートでなければ出せない艶と光沢なんです。私も最初は目を疑ったんです。今まで色々なコーティング剤を施工して来ましたが、これほどの仕上がりは得られませんでしたからね。」
岩本氏が満足そうにうなずいた。

撥水性能検証~施工完了

「通常、ガラス系コーティングは親水性ですから水を全く弾きません。そこでソフト99では、コーティング被膜表面に撥水成分を強力に結合させる技術を開発したわけです。もちろん独自技術ですね。リアルガラスコート最大の特長と言っていいと思います。」明比さんが説明しながら、ボンネットにシャワリングを始める。次の瞬間、岩本氏も取材スタッフも思わず息を飲んだ。凄まじいまでの水弾きだ。 降りかかる水が、ものすごいスピードでボンネットから滑り落ちていく。 ボンネットに見入っている我々に明比さんが、さらに説明を続ける。
「ご覧の通り、ボディに水が張りつくことができないんですね。ですから、水アカや雨跡、酸性雨によるダメージも最小限に抑えることができるわけです。当然、汚れも固着しませんから、ふだんのお手入れは水洗いだけで充分なんです。」

「普段の水洗いはやっぱり手洗いになりますか?」水弾きに見とれていた岩本氏が質問する。

「洗車機を利用していただいて結構ですよ。」明比さんがあっさりと答えた。リアルガラスコートは被膜硬度に優れるため、洗車機の利用も差し支えないということだ。
なかなか手洗いする時間のとれないユーザーにとってこれはかなり大きなポイントだろう。

岩本氏の表情も思わずほころぶ。 「今日はありがとうございました。」施工を終え、明比さんと握手を交わす岩本氏に、改めてリアルガラスコートの感想を尋ねてみた。

「何度も言いますが、ここまで素晴らしいとは思いませんでした。こんなに美しい車に、面倒な手入れの手間もなく乗っていられるなんて最高ですよ。もっと早くお願いしていればよかったと、本当に思いますね。」
この言葉が、何よりも雄弁にリアルガラスコートの性能を物語っているのではないだろうか?

取材後記

午前10時30分から始まり、終わったのは午後5時近く。 約6時間におよぶ丁寧な仕事と、見事な性能を目の当たりにして、これは価格以上の価値があると確信。何よりも見違えるように変身した愛車に乗って帰路につかれた岩本氏の誇らしげな表情が印象に残っています。 面倒な取材に嫌な顔ひとつ見せずに協力いただいた明比さん、本当にありがとうございました。

みなさんもぜひお近くのソフト99認定ショップに足を運ばれてみてはいかがですか?きっと施工したくなること請け合いですから。