反応硬化型コーティングのメリット・デメリット、施工後の注意点は?

ガラス系コーティングは、反応硬化型コーティングのひとつです。しかし、どのようなメリット・デメリットがあるのか明確に知らないというケースも少なくありません。今回は、ガラス系コーティングが反応硬化型コーティングであることに触れたうえで、どのような場面で有効なのかをみていきます。

ガラス系コーティングは反応硬化型

ガラス系コーティングは反応硬化型コーティングに分類されます。ここでは、どのような特長があるのかみていきましょう。

①ガラス系コーティングは空気中の水分と反応する

ガラス系コーティングは空気中の水分と反応して硬化します。そのため、空気に触れた直後から化学反応が起きて徐々に硬化が始まる点は知っておきましょう。

②表面硬化と完全硬化の違い

表面硬化は、ボディに塗布したコーティング剤が途中まで硬化した状態であるため、ボディと完全には結合していません。完全硬化は表面硬化の状態から硬化し、完全に硬化した状態を意味します。コーティング剤の種類によっては、完全硬化までに約1カ月かかる場合もある点は知っておきましょう。

③コーティングが硬化するのに適した環境

ガラス系コーティングは種類に加え、湿度や気温によって、硬化時間が異なります。種類によっても異なりますがガラス系コーティングの硬化に適した湿度は約20~40%、気温は15~30℃です。ガラス系コーティングを乾燥させる際には、湿度や温度にも気を配る必要があります。

反応硬化型コーティングのメリット・デメリット

反応硬化型コーティングのメリット・デメリット

ここでは、反応硬化型コーティングのメリット・デメリットをみていきましょう。

①メリット

非常に硬く透明な被膜で車が覆われるため、ツヤが向上します。また、紫外線や酸性雨で劣化しにくいことから、ツヤを長期間維持することが可能です。さらに、硬い被膜で覆われ塗装面の強度が増すため、キズや汚れがつきづらく洗車を簡単に行えるといったメリットを得られます。

②デメリット

反応硬化型コーティングは、ポリマーコーティングなどよりも施工費用が高額になるケースが多い点がデメリットです。ガラス系コーティングの場合は、施工する方の経験や技術レベルで仕上がりが異なる点も知っておきましょう。また、施工方法も難しいため、DIYでの施工は失敗するリスクが高まり、リカバリーも容易ではありません。仕上がりを良くするためにも、信頼できるプロへ依頼する必要がある点は知っておきましょう。

コーティング施工後の注意点

コーティング施工後の注意点

ここでは、コーティング施工後の注意点をみていきましょう。

①完全硬化までの洗車方法

洗車が可能になる期間がきたとしても完全硬化が完了するまでは、洗車の方法に注意しなければなりません。施工したコーティングショップなどで、洗車の方法を確認の上実施するようにしましょう。市販のカーシャンプーなどを使用すると被膜に悪影響を与えることもありますので、注意するようにしてください。

また、硬いブラシを使用した場合には、コーティングの剥がれなどにつながるため、柔らかい洗車スポンジや洗車用クロス、ムートングローブを使用し、優しく水洗いを行うことを推奨します。

②表面硬化までに水で濡らさない

表面硬化前に水濡れした場合、水滴の形が残る場合があることに加え、濡れた部分が白く変色します。このような状態になった場合は、コーティングを落とした後に再施工が必要となってしまう点に注意しましょう。