手洗い洗車の手順とは?手洗いで洗うことによるメリットなどを解説

自分で車の汚れの状態を確認しながら洗うことができるため、手洗いで洗車を行う方も多いのではないでしょうか。しかし、洗車の手順を把握していないと、車をキズつけてしまう可能性があります。今回は、手洗い洗車のメリットやキズをつけないで洗うための手順についてご紹介します。

手洗い洗車のメリット

手洗い洗車のメリット

手洗い洗車のメリットは以下の通りです。

1.費用を抑えられる

手洗い洗車は、洗車機と比較した場合かかる費用は安価といえます。自宅でも洗車アイテム揃えれば洗車することができます。費用をかけずに自宅で行えるのが、手洗い洗車のメリットのひとつです。

2.汚れが落としやすくキズがつきにくい

手洗い洗車は、汚れの状態を自分の目で見ながら行えるため、洗い残しの心配をせずに洗車できます。また、車にキズをつけにくい洗車アイテムを用意するなどの工夫で、車のボディなどにキズがつくリスクを軽減することも可能です。

3.車の状況をチェックできる

手洗い洗車を行うことで、普段じっくりとは見ることのない車の状況をチェックすることができるため、タイヤの溝が減っていないかやワイパーゴムに劣化が進んでいないかなど、放置しておくことでトラブルとなるような症状に事前に気づき、適切なメンテナンスを事前に行うきっかけ作りにもなります。

手洗い洗車を行う際の手順

手洗い洗車の手順は以下の通りです。

1.車全体を流水で洗い流す

砂や泥などが付着したままスポンジでボディをこすると車の塗装をキズつけてしまう可能性があります。洗車前に、ホースや高圧洗浄機の流水をしっかりとかけて、車に付着した砂や泥などをサッと水洗いして洗い流しましょう。

2.タイヤ・ホイールを洗う

タイヤやホイールは地面に近く、ブレーキダストなどで汚れが蓄積している箇所です。汚れがひどい状態でボディより後にタイヤを洗うと、汚れが飛び散りボディに付着してしまう可能性があります。タイヤやホイールはできるだけ、ボディより先に洗いましょう。

3.ルーフから順に、上から下に洗う

ボディを洗う際は、必ずタイヤとは別の洗車スポンジを使用しましょう。その後、ボディのルーフから全体を洗っていきます。先にドアなど、下の部分を洗ってしまうと、せっかく洗った後に、ルーフなど上の汚れが再付着してしまうことがありますので、しっかりと上から下に洗っていくようにしましょう。

4.シャンプー泡を洗い流す

ボディ・ウィンドウを洗い終えたら、カーシャンプーの泡をしっかりと洗い流します。この際もシャンプー泡は上から下へ水で誘導しましょう。ドアノブやボンネットの隙間、サイドミラーの可動部などはすすぎ残しがないようにチェックしてください。

5.しっかりと水を拭き取る

シャンプー泡を流し終えたら、吸水性の高いマイクロファイバーなどを使用し水を拭き取ります。こちらも上から下に向けて拭き上げるのが基本です。水滴が残ったままだと水アカの原因となるため、拭き残しには注意しましょう。

手洗い洗車を専門業者に依頼するメリット

手洗い洗車を専門業者に依頼するメリット

手洗い洗車を業者に依頼するメリットは以下の通りです。

●車の細部までキレイになる

専門業者の洗車であれば、普段気づかない部分や手を抜きがちな細部まで丁寧に洗ってもらえます。仕上がりの満足度が高く、真夏や真冬など手洗い洗車がしにくい時期でも対応してもらえます。

●車の状況に応じて適切なメンテナンスをしてもらえる

専門業者に依頼することで、洗車前に車の状態をしっかり見てもらうことができ、水アカ取りや鉄粉除去、洗車キズ除去などの必要なメンテナンスの提案をしてもらうことも可能です。追加メンテナンスは有償となる場合がほとんどではありますが、車の状況によっては依頼するのも一つかと思いますので、検討してみてください。