紫外線にガラス系コーティングは有効?紫外線から車を守る方法を解説

紫外線は、車の塗装面の劣化を引き起こすだけでなく、車内シートのヒビ割れなど、車にさまざまな悪影響を与えます。紫外線による悪影響から車を守るには、どのような方法があるのでしょうか。今回は、紫外線が車に与える悪影響とその対策について詳しく解説します。

紫外線が車に与える悪影響

紫外線が車に与える悪影響

紫外線が車に与える悪影響としては以下の3つが挙げられます。

1.車の色アセ

車の塗装は、3~7層ほど塗り重ねられています。紫外線を浴びることにより、上から1~2層のクリアー塗装が劣化していき、紫外線対策をしなければ、どのようなボディカラーでも色あせが発生します。

2.ヘッドライトや樹脂パーツの劣化

紫外線を浴びることで、ヘッドライト表面のハードコートが壊れ、黄ばみが進行します。また、有機質でできている樹脂パーツ(ミラーの付け根)も紫外線を浴びると劣化します。

3.車内の劣化

紫外線は外装だけでなく、車内にも悪影響を与えます。紫外線によって、レザーシートの色アセやヒビ割れなどの劣化が発生します。特に本革製のものは劣化しやすいため、紫外線に対する対策が必要です。

紫外線から車を守るための方法

紫外線から車を守るための方法

紫外線の悪影響を防ぐためにも、次のような対策を実施しましょう。

1.直射日光が当たらない場所に駐車する

紫外線の影響を防ぐために、できるだけ車に直射日光を当てないようにしましょう。紫外線は季節や天候を問わず一年中降り注いでいます。青空駐車の方は、屋根付きの駐車場などへの移動を検討しましょう。直射日光を避けることができ、紫外線の影響を抑えられます。

2.ボディカバーを使用する

ボディカバーを使用すれば、駐車場所に関係なく紫外線の影響を抑えられます。頻繁にカバーを着脱をする方は、摩擦でボディにキズが付く恐れがあるためなるべく丁寧に行いましょう。また、長期間車に乗らないとカバー内部に湿気が溜まり、カビが発生することがあります。定期的にカバーを外し、換気を行いましょう。

3.ガラス系コーティングを施工する

ガラス系コーティングを施工することで、塗装面の表面に薄く硬いコーティング被膜が形成されます。この被膜が紫外線をブロックし、塗装面へのダメージを抑えてくれます。ガラス系コーティングを施工することで、紫外線によるダメージを大幅に軽減できるでしょう。

ガラス系コーティングで紫外線から車を守ろう

ガラス系コーティングを施工すれば、駐車時だけでなく走行時の紫外線予防になります。また、車がコーティング被膜に覆われることにより、キズや汚れがつきにくくなるなどのメリットもあります。ガラス系コーティングの施工は、紫外線による劣化予防だけでなく、洗車の頻度や手間を抑えることにもつながるでしょう。車の美観を長く維持したいと考える方は、ガラス系コーティングの施工を検討してみてください。