新車は多くの場合、見た目がキレイな状態で納品されます。そのため、プロ施工のガラス系コーティングを依頼する際、コーティング前の下地処理が必要なのか疑問に思われる方もいるでしょう。しかし、実際には新車であっても、輸送までの間にできるキズがついていたりする場合があるため、下地処理が必要です。今回は新車であっても下地処理が必要となる理由や効果についてご紹介します。
新車で下地処理が必要となる理由
新車で下地処理が必要となる理由は以下の通りです。
新車にはキズがついている場合がある
新車はキズがついていないキレイな状態で納品されると思われがちです。しかし、実際には車の生産工場の工程の中で、塗装面の手直しを行った際の磨きキズ、納車までの整備や搬送、保管中にキズがつくことがあります。
また、納車までにキズがつく原因は、洗車キズ、ホコリや砂などが車の塗装面についている状態で擦ったなどが考えられます。目には見えにくかったとしても、キズが存在している可能性もある点は把握しておきましょう。
下地処理をしなかった場合の影響
下地処理を行っていない場合、コーティングを施工しても性能を最大限には発揮できません。また、施工時に密着不良などの問題が発生するため、コーティングの持続効果も低下してしまうことがあります。
白やシルバーの車でも処理は必要
濃色車に比べると白やシルバーはキズが目立ちにくい色です。しかし、他の色の車と同様に肉眼で確認できない細かい汚れやキズなどが付着していることが想定されます。そのため、色に関係なく、下地処理が必要だといえます。
下地処理をDIYで行うのは難しい
下地処理は、研磨作業を伴うため、ポリッシャーなど専用の機材やケミカルが必要とない、DIYで行うのは困難です。研磨剤を使用した作業は、場合によっては車の塗装をキズつけてしまいます。加えて、下地処理には時間と手間が必要です。失敗してしまった場合には、コーティングを行った際にムラが出たり、見た目が悪くなったりするなど、マイナス面が目立つ点は把握しておきましょう。
下地処理も含め、ガラス系コーティングの施工はプロに依頼しよう
ガラス系コーティングの施工は、下地処理も含め、プロに依頼しましょう。費用は高くなるものの、時間や手間を省略できるとともに、ガラス系コーティングの性能を十分に発揮する施工をしてもらうことで、新車の美観を長期にわたって維持し、汚れの付着防止や日頃のメンテナンスの低減につなげることが可能となります。
新車を購入する際に、ガラス系コーティングを希望される場合は、カーディーラーやお近くのコーティングプロショップに依頼し、プロの技術による確かな施工を実施してもらうようにしましょう。
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