ガラス系コーティングを施工すると、水洗いでも簡単に汚れを落とせるようになります。しかし、ポイントや注意点を把握していない状態で水洗いをすると、車をキレイな状態に保つどころか車をキズつけてしまう原因にも。今回は水洗いの際のポイントと注意点をご紹介します。
■ガラス系コーティングを施工した車を水洗いする前に。知っておきたいポイント

ガラス系コーティングを施工した車を水洗いする前に、以下のポイントを押さえておきましょう。
1.真夏の炎天下や風の強い日は避けて
真夏の炎天下に洗車を行うと、直射日光により水滴の拭き上げ忘れが雨ジミの原因になったり、また風の強い日に行うと、砂やホコリなどが舞うため、洗車後の拭き上げの際にコーティングや車にキズがつく可能性があります。そのようなタイミングでの洗車は極力避けるようにしましょう。
2.洗車前に水でボディの汚れを洗い流す
砂や泥などの汚れを洗い流さずに洗車した場合、汚れを引きずることでコーティング被膜の劣化や傷つきにつながります。洗車前にボディの汚れはたっぷりの流水でしっかりと洗い流しておきましょう。
■ガラス系コーティングを施工した車を水洗いする際の注意点とポイント

ガラス系コーティングを施工した車を洗車する際の注意点とポイントは以下の通りです。
1.パーツ毎洗車したらすぐに拭き取って
一気に全体を洗ってしまうと、車の水気を取るまでに時間がかかるため、雨ジミができやすくなります。できるだけルーフからパーツごとに洗車し、その都度素早く拭き取ることを心掛けましょう。
2.スポンジや拭き上げクロスは専用の柔らかいものを
洗車時に使用する洗車スポンジや拭き上げクロスは、コーティング施工車専用の、柔らかい素材でできているものを使用するようにしましょう。アイテムによっては、素材がコーティング被膜に傷やダメージを与えてしまう場合がありますので、必ず専用品を使用するようにしてください。
3.洗いや拭き上げは丁寧に行って
スポンジによる洗いや拭き上げを行う際に、円を描くような形で行った場合、さまざまな方向に向かってキズがつく可能性があります。このようなやり方では、表面が乱反射し、キズが目立ってしまいます。洗い・拭き上げ時は、力を入れず優しく一方向へゆっくりと引くようにしましょう。
■水洗いだけでは落ちない汚れには……
ガラス系コーティング施工車に付着する汚れの中には、ホコリや泥水など日常的に付いてしまう汚れだけでなく、しつこい汚れもあります。しつこい汚れの中には、水洗い洗車だけでは落ちにくいものも。
もしも水洗いだけでは落ちにくい汚れがある場合には、コーティング施工車専用のシャンプーを使ってシャンプー洗車をしてください。早めに汚れを落としておくことで、コーティング被膜のダメージを防ぎ、コーティング性能の維持につながりますので、水洗いだけでは落ちない汚れが付いた場合は、早めに落としておくようにしましょう。
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