大切な車を塩害から守るために！海に出かける前はガラス系コーティングを

夏になると海水浴に出かけたり、海沿いをドライブしたりすることが多くなります。そこで気になるのが車の塩害。ボディに付着した塩分をそのままにしておくと、車を傷める可能性があります。
そこで今回は、塩害が車に及ぼす影響と海に出かける前後のメンテナンスについてご紹介します。

車にとって塩分は大敵！塩害で車の故障の恐れも！？

車の塩害とは、何らかの塩分によって車がサビてダメージを受けることをいいます。
鉄を多く使っている車にとって、塩分は大敵。車に塩分が付着したまま放置すると、サビや腐食の原因になります。塩害による車のサビや腐食は見た目の悪さだけでなく、部品の損傷など車が故障する恐れもあります。
海に出かけるときは、塩分を多く含む海水や潮風によって塩害がもたらされます。特に潮風の影響は広範囲に及ぶので、塩分から逃れることは困難なのです。

車のボディを保護！海に行く前にガラス系コーティングがおすすめの理由

塩害から車を守るためには、ボディの塗装面を硬い被膜で覆うガラス系コーティングがおすすめです。理由は以下の通り。

●塗装面をコーティングする
車の塗装面にキズがついていていると、そこに塩分が付着することにより、塗装面を侵食していく可能性があります。またサビの進行も早く、気が付いたついたときには取り返しのつかない事態になることも。ガラス系コーティングを施工すると、あらかじめ塗装面についた傷を下地処理できれいにし、塗装面全体を硬い膜で保護します。塗装面に直接塩分が付着するのを防ぐことができるので、塩害から車を守れるのです。

●汚れが落ちやすくなり、洗車の負担が抑えられる
海に出かけると、塩分の付着から逃れるのは困難です。そのため、海から帰ってきたら塩分をしっかりと洗い流す必要があります。海に出かける前にガラス系コーティングを施工しておくと、塩分や多くの汚れを水洗い洗車で簡単に洗い流せるので車のアフターケアの負担を軽くできます。

塩分を残さないことが大切！塩害から車を守るためのアフターケア

塩害によって車がサビないように、海から帰ってきたら必ずアフターケアをしましょう。

●ボディをたくさんの水で洗い流す
まずはボディに付着した塩分や汚れをきれいに洗い流しましょう。ガラス系コーティングを施工していると、たっぷりの水をかけるだけでほとんどの塩分や汚れを落とすことができます。
また、目につきにくい車の下回りの洗車も大切です。車の下回りにはサスペンションアームやマフラーなど、サビやすいパーツが集中しています。また、走行時の小さい飛び石などでキズが付きやすい部分です。キズ部分に塩分が付着するとサビが進行しやすくなるので、カーシャンプーを使用して念入りに洗いましょう。
車の下回りはボディのように簡単に洗車できない部分でもあるので、車の下回りの洗車ができる洗車機を使うのもひとつの方法です。

●ドアの内側を水拭きする
潮風にのって塩分は車内に入り込むことがあります。特に開け閉めの多いドア部分には塩分が付着しやすいものです。ドア部分に使われているネジや金具は塗装されていないものもあり、サビが発生しやすくなります。濡らした布などでしっかりと水拭きをして、塩分を取り除きましょう。

海へのお出かけは夏らしく気持ちがいいものです。一方で、車にとってはダメージが生じることも。お出かけ前後のメンテナンスをしっかりとして、塩分が車のボディに残らないように注意しましょう。
大切な車を塩害から守るためにも、ガラス系コーティングの施工を検討してみてはいかがでしょうか。