ガラス系コーティングは、ボディの表面にガラスの組成に似た、非常に硬い被膜を形成することで、キズや汚れを防ぎ、ボディを美しく保ちます。施工後のケアに気を配ることで、その効果をより長持ちさせることが可能です。そこで今回はガラス系コーティングの効果を長持ちさせるポイントについてご紹介します。
ガラス系コーティングの効果を長持ちさせる3つのポイント
ガラス系コーティングの効果を長持ちさせるためには、以下のようなポイントに注意しましょう。
・屋根のある駐車場を使用する
日光や雨風は、コーティング被膜に直接的なダメージを与え続けますので、被膜が硬いといってもその効果は徐々に軽減されてきます。駐車時の日光や雨風によるダメージを防ぐために、駐車場はできるだけ屋根のあるところを選びましょう。
・定期的に水洗い洗車する
汚れにくいガラス系コーティングですが、完全に汚れないわけではありません。少し汚れが目立ってきたなと思うタイミングで、水洗い洗車を行うようにしましょう。
また、鳥のフンのように固着してしまう頑固な汚れは、放っておくと酸化してコーティング被膜にダメージを与えます。汚れの固着を防ぐためにも、定期的に洗車しましょう。ガラス系コーティングを施工していれば汚れが落ちやすいので、固着さえしていなければ水洗い洗車で十分です。
・しつこい汚れには専用のシャンプーやクリーナーを
車のボディに付着する汚れには、水系の汚れだけではなく油分を含むしつこい汚れがあります。水洗いだけで汚れが落ちない場合は、ガラス系コーティング専用のカーシャンプーやクリーナーを使って除去するようにしましょう。ガラス系コーティング専用アイテムは、コーティング被膜にダメージを与えず汚れだけを落とす効果があります。一般的なカーシャンプーやクリーナーを使用すると、被膜にダメージを与えてしまう恐れがありますので、注意が必要です。
洗車する際も、力任せにスポンジをゴシゴシこすったり、ボディを拭き上げたりするのはやめましょう。コーティング被膜にダメージを与えないように、洗車する際は優しい力で手洗いすることが大切です。なお、洗車に使用する際のスポンジやクロスに汚れがあると、洗車の効果が半減しコーティング被膜にキズをつける恐れがあります。比較的新しく清潔なものを使うようにしましょう。
日ごろのケアで愛車を美しく
汚れの付着やキズを防ぎ、車のボディを美しく保つガラス系コーティング。その効果をできるかぎり長持ちさせるためには、駐車する場所に注意したり、洗車の方法を変えたり、ちょっとした工夫が重要です。汚れやキズがなく光沢の美しいボディを長く保つために、定期的にケアやメンテナンスをおこないましょう。
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