ガラスがくもりやすい原因! 冬が来る前に内窓の対策を!

 

車の中でも、掃除を忘れがちな内窓。洗車のように水やカーシャンプーを使って大胆に洗えないため、掃除ができていないという方もいるかもしれません。内窓の汚れは、ガラスのくもりやすさにつながるなど、運転の安全性に関わります。今回は、内窓の掃除についてご紹介します。

冬の安全運転のためにも内窓のお手入れを

車の内窓は、タバコのヤニやホコリなどの影響で少しずつ汚れていきます。また、肌が触れた際につく皮脂も内窓が汚れる原因のひとつ。直接外気に触れる外側ほどではありませんが、車を利用し続けると内窓にも確実に汚れが蓄積します。

車の内窓に汚れがついていると、微細な結露が発生し、車のガラスがくもりやすくなります。内窓に汚れが蓄積した状態でエアコンを使用すると、外気と室内の気温差によって、さらにくもりが発生しやすくなります。ヒーターの利用が増えるこれからの時期、安全運転のためにも、内窓を掃除してガラスのくもりを予防しましょう。

汚れをキレイに取り除く内窓の掃除とは?

内窓の掃除は、身の回りにあるクロスを使って簡単にできます。まず、クロス全体を水で濡らし硬く絞った状態で、内窓全体を水拭きします。

力を入れずに優しく拭くと汚れが伸びてきれいに拭き取れないため、少し力を入れて強めに拭くように意識しましょう。かきとり性能に優れたマイクロファイバークロスを使用したり、汚れが落ちやすいように、水拭きの際はお湯を利用するのもポイントです。

水拭きのまま放置すると、乾いたときに拭きムラができます。水拭きが終わったらすぐに乾いたクロスで全体を拭き上げ、ムラを残さないようにしましょう。

水拭きだけで落ちない汚れには、専用のクリーナーを使用します。汚れが取れない箇所を専用のクリーナーをつけたクロスで拭き上げ、水拭きと同じように乾いたタオルで仕上げます。

クリーナーを利用するときの注意点は、家庭用を使わないこと。家庭用のクリーナーには油分が入っており、窓に残った油分が対向車のライトに反射して運転の妨げになります。必ず車専用のものを使用するようにしてください。

多くの場合、内窓の汚れは水拭き・乾拭き・クリーナーでキレイに取り除けます。ヒーターの利用が増える前に、一度は内窓の掃除をおこないましょう。

くもり止め効果のあるアイテムを使用することで快適性を持続

一度キレイに掃除しても、汚れは再び蓄積し、くもりの発生につながります。車にマイクロファイバークロスを常備して、フロントガラスなど気になる部分だけでも定期的に掃除することや、クリーニングと同時にくもり止め効果を発揮するようなアイテムを使用することで、窓のくもりを防ぐことが可能ですので、うまく利用するようにしましょう。

車内での喫煙を控える・肌が内窓に付着しないように注意するなど、汚れがつく行動を減らすことも大切です。ヒーターによるくもり予防・冬の安全運転のためにも、汚れのないきれいな内窓を維持しましょう。