年末の忙しい時期にも、ガラス系コーティングがおすすめな理由

ガラス系コーティングを施工した車とそうでない車では、洗車にかかる時間や手間が異なります。特にこれから迎える年末の忙しい時期、洗車を素早く終わらせるにはガラス系コーティングを施工しておくことがおすすめです。今回は、ガラス系コーティングを施工していない車と施工している車の代表的な洗車方法とガラス系コーティングの魅力についてご紹介します。

ガラス系コーティングをしていない車の洗車方法

ガラス系コーティングを施工していない場合、ボディに直接汚れがついており、汚れの種類によっては時間の経過とともに、固着してしまっているケースもあるため、ゆっくり丁寧に洗車する必要があります。

・たっぷりの水で汚れやホコリを流す
スポンジでボディを洗うとき、細かいホコリが残っているとボディをキズつける恐れがあります。それを防ぐために、たっぷりの水をボディにかけて汚れを落とします。

・カーシャンプーとスポンジでしつこい汚れを落とす
カーシャンプーとスポンジを使って、ボディの上部から洗うようにしましょう。ただし、足回りがひどく汚れている場合は、先に足回りから洗うことで、汚れの再付着を防止できます。また、足回りを洗う際は、スポンジをボディ用と分けて洗うことがおすすめです。

・成分を残さないように丹念にカーシャンプーを洗い流す
シャンプー洗車と同様、上部から下部に向かって、泡が残らないように念入りに流します。カーシャンプーの成分がボディに残ってしまうと水アカやシミの原因になってしまうので、流し残しがないように注意します。

・水分を残さないようにボディを拭き上げる
ボディに残った水滴が自然に蒸発すると、ウォータースポットやイオンデポジットになってしまうので、水が乾く前に拭き上げます。撥水タイプのカーシャンプーを使用していなかったり、以前に掛けたのワックスの効果がなくなっている場合など、水はけが悪い状態ですので、拭き上げに時間がかかってしまいます。

・ワックスなどで仕上げる
最後に、防汚、艶出し効果を高めるため、ワックスやコーティング剤を施工すると完成です。

ガラス系コーティングを施工した車の洗車方法

ガラス系コーティングを施工すると、ボディ表面に硬く強固なガラス状の被膜が形成され、ボディに直接汚れが付くことがなくなり、また、コーティング被膜に乗った汚れも簡単に落ちやすくなります。洗車の工程は施工していない場合とほとんど同じですが、ひとつひとつの工程にかかる時間や手間を大幅に軽減できます。

・コーティング被膜に付着した汚れを流水で流す
流水でコーティング被膜についた汚れを流します。しつこい汚れがない場合、流水だけでも汚れをきれいに洗い流せます。

・基本的には水洗いだけでOK。しつこい汚れがついている場合はカーシャンプーで
流水で表面に乗っかった汚れを洗い落とした後は、基本的に水洗いだけで大丈夫です。たっぷりの水をかけながら、コーティング施工専用のきめ細かく柔らかなスポンジで優しく洗っていきましょう。

虫の死骸や油性質の汚れなど、しつこい汚れが付着している場合はコーティング車対応のカーシャンプーを使用します。カーシャンプーを含ませ、たっぷり泡立てたスポンジで汚れが付着した部分を軽く洗うだけで問題ありません。力を入れすぎると被膜にダメージを与えてしまうため、注意しましょう。また、カーシャンプーを使用する際は、必ずコーティング施工対応のものを選択してください。アイテムによっては、液剤によってコーティング被膜にダメージを与えてしまうものもあります。

・拭き取り後のワックスは不要
しっかり洗い流した後、最後にマイクロファイバークロスや柔らかいタオルで水気をとります。ウォータースポットやイオンデポジットの原因になるため、拭き残しがないように注意します。ガラス系コーティングを施工すると、優れた撥水や親水性能による、すばらしい水キレ効果を発揮しますので、水滴の拭き上げ作業も楽に完了します。また、光沢感やツヤを出す効果もあるため、洗車後のワックス掛けは必要ありません。

美しいボディで気持ちの良い新年を

ガラス系コーティングを施工することで、汚れの付着を抑え、汚れを落としやすくする効果があります。ガラス系コーティングを施工しなかった車と比べて、洗車の負担が軽減されるので、年末の忙しい時期でも手早く洗車を終わらせられます。

年末の忙しい時期になる前に、プロに依頼してガラス系コーティングを施工しましょう。いつもよりも簡単な洗車で愛車を美しく輝かせて、気持ちいい新年を迎えましょう。