駐車中に付くキズや汚れなどのトラブルは、雨・雪・鳥のフン・葉の樹液などの落下物・飛来物が主な原因です。駐車中のトラブルを回避するには、落下物や飛来物を防ぐことが有効です。落下物・飛来物によるキズや汚れを防ぐ方法のひとつがカーポートの設置です。今回はカーポートの役割や効果についてご紹介します。
駐車中のキズや汚れを防ぐ、カーポート役割とは?
カーポートとは、柱と屋根だけの簡易車庫を指します。壁で囲まれた車庫よりも安価で、狭い場所にも設置できます。
・雨や雪から車を守る
カーポートは、雨や雪の付着を防ぎます。雨や雪がボディに付くのを防ぐことで、ボディの美観を維持し、ボディのシミの原因にもなるウォータースポットの発生も抑えられます。また、屋根があることで雨や雪の日でも車の乗り降りがスムーズです。
・落下物・飛来物から車を守る
鳥のフン、木から落ちてくる枝や落ち葉、風によって舞い上がったゴミなど、落下物にはさまざまな種類があります。カーポートには、落下物や飛来物から車を守る役割があります。上から落ちてくるものに関しては、確実に付着・衝突を防げます。
・紫外線による劣化を防げる
雨・雪・落下物・飛来物以外で駐車中にダメージを与えるのが、紫外線です。紫外線を受け続けると、車のボディは少しずつ劣化します。紫外線カット効果のあるカーポートを利用することで、紫外線によるダメージを防げます。
屋根の種類は2パターン。その選び方は?
カーポートの屋根には、大きく分けて2つの種類があります。屋根がフラットな形状のフラット型と、カーブしているアール型です。強度や性能の差はほとんどないようですので、フラット型・アール型のどちらを選ぶかは、住居のデザインに合わせたり、見た目の好みに合わせてたりして選ぶようにしましょう。
横からのダメージにも対応するオプション「サイドパネル」
カーポートには、オプションとしてサイドパネルが取り付けられます。
サイドパネルを付けることで、屋根だけでは防げない汚れやキズからボディを守れます。
・雨や雪の吹き降り対策
台風や吹雪など、風を伴う雨や雪から車のボディを守るには、サイドパネルが効果的です。
より確実に雨や雪を防ぐには、サイドパネルを取り付けると良いでしょう。横から来る飛来物の衝突を防ぐこともできます。
・熱対策
暑い季節は、車内が高温になります。直射日光が差し込む環境に車を駐車していると、乗車時の不快感につながります。熱線遮断効果のあるサイドパネルを取り付けると、横からの日光も防ぐことができ、車内の温度上昇を抑えられます。また、紫外線カット効果のあるサイドパネルなら、ボディの劣化につながる紫外線を防ぐこともできます。
カーポートは必ずしも必要な設備ではありませんが、設置することで確実に駐車時のキズや汚れを減らすことができます。駐車時に起こるトラブルを防ぎたいという方は、カーポートの設置を検討しましょう。
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