雨の日の不満を解消!バックカメラの水滴防止策

車をバックで駐車するときに役に立つのが、最近では多くのモデルに搭載されているバックモニターです。ただし、雨の日には、車体後部のバックカメラに水滴がついてしまい画面がにじんで後方がうまく確認できないこともあります。今回は、そんなバックモニターの概要と、雨の日の水滴の防止策についてご紹介します。

バック駐車が楽になるバックモニター

車体後部にバックカメラを取りつけ、カーナビのモニターで後ろの様子を確認できるようにしたのがバックモニターです。ギアをバックに入れることでカーナビが自動で切り替わるため、スムーズに後方確認ができます。駐車のためのガイドラインを表示するタイプもあり、バック駐車や縦列駐車が苦手という方には重宝するアイテムです。高性能なタイプであれば、車の真上から見下ろしているかのような映像を表示する、夜間でもくっきりと映像を表示するといったことも可能です。カーナビのモニターではなく、ルームミラーに映像を表示するタイプもあります。

バックモニターは自動車の購入後に取りつけることも可能ですが、DIYでの取り付けは難しいため、購入した店舗や整備工場などで施工してもらうことをおすすめします。バックモニターを付けることで、ルームミラーやドアミラーだけでは確認できない場所も見えるようになるため、バック駐車や縦列駐車が苦手な方には特に役立ちます。

バックカメラに水滴をつけないためには?

便利なバックモニターですが、雨の日や雪の日はバックカメラに水滴がついて映像がにじんでしまうことがあります。そんなときにおすすめなのが、超撥水タイプのコーティング剤です。超撥水タイプのコーティング剤は、一般的にはドラミラー用ですが、種類によってはバックカメラにも使用することができるものもあります。

バックカメラのコーティングは、雨の降っていない日か、もしくは屋根のある場所で行います。
バックカメラは、後ろのナンバープレートの上部付近に取りつけられています。液剤がボディに付着しないようタオルなどを使ってバックカメラのレンズ周りを覆って吹きつけるのがポイントです。5cmほど離して吹きつければ、きちんとレンズをコーティングできます。

その後、雨の当たらない環境で十分乾燥させればコーティングは完了です。一般的に超撥水タイプのコーティング剤は、指やタオルなどに触れるとコーティング被膜が取れてしまいますので、指やタオルなどで触れないよう注意しましょう。

コーティングした状態であれば、雨が降ってもレンズに水滴がとどまりにくくなります。そうすればバックモニターが水滴でにじむこともなく、雨の日でもくっきり見える映像でバック駐車や縦列駐車をすることが可能です。

 

バック駐車時の後方確認などに視界をきちんと確保できる、バックモニター。雨などでバックカメラがぬれてしまうと視界が悪くなる可能性もありますが、超撥水タイプのコーティング剤を使ってコーティングすれば一切水を寄せ付けず、クリアな視界を確保することが可能です。バックモニターを使ってバック駐車や縦列駐車をするという方は、ぜひお試しください。