
欧州プレミアムカーの情報を中心に発信する「Motor Magazine」。創刊60年以上の歴史を誇る自動車総合誌です。
今回は「Motor Magazine」の誌上において、ボディコーティングを代表するブランド「G’ZOX」から、2層構造ガラス系ボディコーティング『ハイモース コート』 の驚異の性能を確認しようという企画です。
ご協力いただくのは、横浜市にあるコーティングショップ「ライズ」さん。
『ハイモース コート』は高い施工技術が必要となるため、一般には販売されていない、いわゆるプロユースのガラス系コーティングです。「ライズ」さんは、G’ZOXの取扱いショップにおいて、施工技術・施工施設が共にトップレベルであるとソフト99が認定したショップ「G’ZOX認定パートナー」となっているショップさんの1つです。
その高い技術力を支える技術リーダーの荒井さんに『ハイモース コート』についてお伺いしてみました。
「『ハイモース コート』は弊社が取り扱うガラス系コーティングの中では、最上級のメニューになります。それだけに他のガラス系コーティングと比べるとあらゆる面で別格に能力が高いです。」
「一般的なガラス系コーティングと比べると高価になってしまいますが、それだけの価値は十分にあります。」
もう少し具体的に『ハイモース コート』の実力をお伺いしてみました。
「何といっても、その耐久性です。自分のクルマに『ハイモース コート』を施工して3年ほど経過するんですが、ほとんどコーティングの性能が落ちていません。」
「お客様の声で一番多いのが、雨の日にドライブをしてクルマを降りると、ボディに雨が残っていなくて驚いたとういこと。撥水性能が高いため雨粒が飛んで行ってしまうんですね。それと同時に汚れも落ちていきますから、当然洗車の回数も減ってきます。」
「洗車の話で言えば、洗車機にかけてもほとんどキズが付きません。それぐらい被膜が硬いんです。もちろん手洗いのほうがオススメですけれども」
性能が高い分、施工には手間がかかるようです。
「それだけに施工が難しい。特別に技術のあるスタッフにしかやらせることができません。1~2年ぐらいの経験では無理ですね。」
「例えば、『ハイモース コート』って失敗してしまうと、逆に簡単には剥がせないんです。剥がすのにものすごく時間がかかります。それだけコーティング膜が硬くて厚いんですね。」
いよいよ実際に、技術リーダーの荒井さんに実際に『ハイモース コート』を施工していただきました。ご用意いただいたMercedes-BenzのGLEがいかに変化していくのか楽しみです!
施工風景

まずは、下地処理から。『ハイモース コート』の性能を引き出すには、この下地処理を完璧にする必要があります。他のコーティング剤のそれに比べると、ごまかしが効かないとのこと。
ライトを様々な角度から当てながら、ひとつのキズも残さない100%完璧な下地を作っていきます。

その後、プライマーコートを慎重に塗り込んでいきます。荒井さんが絶賛する『ハイモース コート』の被膜の硬さはガラス系のこのプライマーコートから産み出されます。
拭き上げのタイミングもポイントです。「季節(温度)によって、硬化速度が変わるので、気を使いますね。」

驚異の撥水性能を生み出す、フッ素系のトップコートを塗り込んで、プライマー層と固く結合させます。
「今回のような濃色車はムラが出やすいんです。それだけにより慎重に塗り込みます。」と荒井さん。
完成

圧倒的な艶感です。

荒井さんのおっしゃる「厚い被膜」が写真からも感じられます。

これが『ハイモース コート』の撥水性能です。

ほぼ球体になった水滴が風圧で吹き飛ばされボディに残りません。

ショップ情報
店舗名:ライズ
住所:神奈川県横浜市神奈川区羽沢町916-50
TEL:045-382-1873
詳細ページ:http://www.gzox.com/shop/detail/1414.php
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