車にできた小キズをキレイにする方法は？

大切な愛車はいつまでも美しく保ちたいものですが、日々車を運転する中で、どうしても車のボディには洗車キズなどの小キズができてしまいます。車に小キズが入ると、洗車してもなんとなくツヤ感が出なかったり、美しい美観を維持することができなかったりしますので、小キズは極力取り除いて、車のボディはキレイにしておきたいもの。
車の小キズを取り除く方法には、主に「埋めて消す方法」と「削って消す方法」のふたつがあります。ここでは、車の小キズを取り除くふたつの方法と、小キズがつきにくくなるための対処法についてご紹介します。

「埋めて消す」と「削って消す」の違い

「埋めて消す方法」と「削って消す方法」の2パターンある小キズの対処法。対処法によって作業性や仕上がりレベルなども異なります。

小キズを埋めて消す対処法は、キズ消し系のカーワックスやカーシャンプーのケミカル品を使用して小キズを目立たなくさせる方法です。キズ消し系専用のカーワックスやカーシャンプーを使用することで、カーワックスやカーシャンプーに含まれているキズ消し成分が小キズ部分を覆うことで埋めて目立たなくさせます。「削って消す方法」よりも比較的作業が簡単で、特別なテクニックなどが必要ないことが特長です。

小キズを削って消す対処法は、コンパウンドと呼ばれる研磨材を配合したケミカル品を用いて小キズを消していく方法です。コンパウンドは研磨材の粒子サイズによって「粗目」「細目」「極細」などと分かれているため、自分の車のボディカラーや小キズの程度に合ったものを選ぶ必要があったり、「粗目」→「細目」→「極細」と重ねて使用することでより小キズを目立たなくさせていくなど、少し知識やテクニックが必要となりますが、「埋めて消す」方法よりも効果的に小キズを消すことが可能です。
また、自分で小キズを消す以外に、プロショップなどに依頼して小キズを消してもらうこともできますが、その場合も基本的にはプロの手によって「削ってキズを消す」こととなります。ポリッシャーなどを利用し決してセルフではできないレベルで、ボディのスミズミまでキレイにしてもらうことが可能ですので、より小キズをキレイに消したいと思われる方は、プロショップに依頼するようにしましょう。

キズを作りにくくするためには

小キズを消す方法は「埋めて消す」「削って消す」の2種類ありますが、小キズを作りにくいボディにすることも可能です。小キズを作りにくくするには、ガラス系コーティングの施工が効果的です。
車にガラス系コーティングを施工することでボディに硬い被膜が形成され、耐スクラッチ性が高まりますので、洗車キズなどの小キズをつきにくくすることができます。泥はねなどの汚れの付着が抑えられるのはもちろん、砂などによるボディの小キズも軽減させることができるのです。さらに、ガラス系コーティングはボディにツヤや輝きを出し、車を美しく見せる効果もあります。

小キズから車を守りボディをピカピカに見せるためにも、ガラス系コーティングを施工し、愛車を美しく輝かせましょう。