カギの紛失は休日のドライブの予定が台無しになったり、平日の出勤に差し支えたりと、毎日のカーライフに大きな影響を与えます。
「必要なときにすぐ運転できない」という事態を防ぐために、カギを紛失した場合の対処法についてご紹介します。
車のカギが見つからない場合には
車のカギが見つからない場合、いつもの保管場所とは別に、ポケットやバッグの中を確認してみましょう。それでも見つからない場合には、カギを使用した記憶をたどることも大切です。いつもと違った意外な場所に置いているということも考えられます。また、誰かに貸したというケースや、共用の車であれば誰かが使用したというケースもあります。
外出先でカギをなくした可能性がある場合には、警察署に遺失届を提出するという選択肢もあります。遺失届は電話で、もしくは地域によってはインターネットで届け出ることもできます。
心当たりのある場所や人をあたっても見つからなかった場合は、カギの専門業者に連絡する必要があります。専門業者であればカギを開錠するだけでなく、2時間程度で新たなカギを複製することができます。一般的には高級車のカギほど費用が高くなる傾向にあります。(車種や依頼業者によって費用は異なります)。
カギの開錠や複製を急いでいない場合には、車を購入したディーラーに連絡するという対処法もあります。
車内にカギがあることに気づいたら

車のカギを紛失してしまった際に、ふと車内を見るとカギを置き忘れていたというケースもあります。車内にカギを残したまま車を降り、カギがかかることで生じるケースです。
こうした状態は、「インロック」と呼ばれます。インロック状態になったときは、早急にロードサービスやカギの専門業者に連絡しましょう。ロードサービスに加入している場合は、無料で対応してもらえる場合があります。
ロードサービスに連絡する場合もカギの専門業者に連絡する場合も、いずれにせよスムーズに対応してもらうためには車やカギの詳細な情報を伝えておく必要があります。連絡する際には、車のメーカーや年式、停車位置やカギの種類などを細かく伝えるようにしましょう。中でもカギの種類は特に重要で、イモビライザー搭載の有無によって開錠の作業内容や必要な機器・機材が大きく異なる為、インジケータランプの点滅や、イモビライザー搭載車のステッカーが貼られているかどうかを確認して、イモビライザー搭載の有無をあらかじめ確認しておきましょう。イモビライザー搭載車の判断基準はカギマークの付いたインジケータランプですが、メーカーによってはカギマークではなく「SECURITY」と記載されている場合もあるため注意が必要です。
大切なのは、スペアキーの保管

車に乗ろうとした際に気づくことが多いカギの紛失。いくら気をつけていても、うっかり紛失してしまうことも考えられます。そんな万が一の事態に備えて、スペアキーを作っておくことが大切です。車のスペアキーを作って保管しておくことで、車のカギを紛失してもすぐに対処することができます。
大切な愛車に乗るために欠かせない「車のカギ」。
紛失やインロックの際に慌てないように、対処法を知っておくことが重要です。
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