車を運転中にスクールゾーンに差し掛かったとき、「ここは今、通っても大丈夫なのかな?」と不安になった経験がある方もいるかもしれません。
以下では、愛車でのドライブをより安全なものにするために、スクールゾーンのルールについてご紹介します。
そもそもスクールゾーンって何?どんな規制がある?

スクールゾーンは、子どもの登下校時の安全を確保するために、学校から半径500m程度の生活道路に設けられた交通安全対策重点区域を指します。ここでいう「学校」は主に小学校を指していますが、地域によっては幼稚園や保育園も対象になっていることがあります。
スクールゾーンでの規制内容については、地域自治体と道路管理者、警察署が付近の道路の通行状況や道路の構造、地域住民の意見などを基に協議して決定することになっています。そのため、規制内容は地域によって異なり、全国一律ではありません。例えば、「子どもたちの登下校の時間帯には車両通行禁止」「通行は可能だが速度制限がある」「一方通行のみ可能」など、規制内容はさまざまです。地域によって異なるため、スクールゾーン付近を車で通る際には規制の内容をきちんと確認し、理解することが大切です。交通規制の時間帯については、主に子どもたちの登校時間帯である平日の7時~9時30分前後と、下校時間帯である15時前後がほとんどです。
スクールゾーンの規制内容はどこに書いてある?

スクールゾーンの規制内容は、電柱や道路に表示されています。道路上に大きく分かりやすく書いてある場合や歩行者専用道路の標識が掲げられて表示されている場合もあります。表示を見逃してうっかり進入してしまうといったことがないように注意が必要です。
スクールゾーンの規制に違反するとどうなる?
スクールゾーンで車両通行禁止、一方通行などの規制がかかる時間帯に通行できるのは、パトカーや消防車、救急車などの緊急車両、または通行認可を受けた車両、もしくは道路維持作業車両のみです。一般車両が指定時間にスクールゾーンを通行するには、認可証が必要です。これは、スクールゾーン内の居住者であっても同様です。もしも違反した場合には、交通違反として点数が引かれ、反則金を支払わなければなりません。
注意が必要なスクールゾーンの規制内容。
スクールゾーンは、子どもたちの登下校時の安全を確保する重要なエリアです。愛車でのドライブをより安全なものにするために、日頃からしっかりとルールを確認し、安全運転を心掛けることが大切です。
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