車を走らせていると、知らない間に虫の死骸がボディにこびり付いている場合があります。こびり付いた虫の死骸をそのまま放っておくと、ボディの劣化を招いてしまう危険性があります。車を美しく保つには、こびり付いた虫の死骸をこまめに除去することが大切です。
なぜ虫の死骸がボディを劣化させるの?
ボディにこびり付いた虫の死骸を放っておくと、そのまま乾燥し、硬化します。虫の死骸がボディの上で乾燥・硬化してしまうと、通常の洗車では簡単に落とすことができません。また、強い力で無理やり剥がそうとすれば、ボディにキズが付いてしまう場合もあります。だからといって、乾燥・硬化した虫の死骸をそのまま放っておくことは厳禁です。虫の死骸は酸性の成分を含んでいるため、放置すれば少しずつ塗装面に侵食し、シミになってしまうこともあります。
走行後、虫の死骸がついてしまったときなどは、そのままにして置かず、すぐに除去することがおすすめです。ウェットタイプの洗車シートなどを活用し、優しく拭き取るようにしましょう。
ボディをキズ付けずに、こびり付いた虫の死骸を除去するには

虫の死骸をすぐに除去できずこびりついてしまった際、除去するのに最もよい方法といえば、虫の死骸を「ふやけさせること」です。虫の死骸をふやけさせるには、虫取り専用のカーシャンプーやクリーナーが効果的です。虫の死骸をふやけさせる有効成分を含んだケミカルを使用することで、死骸がふやけて柔らかくなります。死骸がふやけて柔らかくなれば、簡単に虫の死骸を除去することができます。
虫の死骸がこびり付くのを予防するには……

虫の死骸が付いた後に清掃することも大切ですが、こびり付くのを事前に予防することもまた、大切なメンテナンスのひとつです。虫の死骸のこびり付きを防ぐには、ガラス系コーティングの施工が効果的です。
ガラス系コーティングを施工すると、硬い被膜によってボディがコーティングされるため、キズや汚れからボディを守ることができます。虫がこびり付くのも防ぐことができ、こびり付いたとしても早い段階で流水洗車することで簡単に洗い落とすことができます。
虫の死骸は、付いたばかりのときはキズにはなりませんが長期間にわたって放置しておくことで目立つシミや塗装ダメージになる可能性があります。そのため、大切な愛車を守るためには早期のケアや事前のメンテナンスが重要となります。ガラス系コーティングを施工し、虫のこびり付きから車のボディを守りましょう。
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