充実したカーライフを過ごすためには、もしもの場合に備えて防災グッズを用意しておくことも大切です。運転中に災害に遭遇した場合、防災グッズがあることでさまざまな対処が可能となります。ここでは、車に用意しておくと便利な「防災グッズ」についてご紹介します。
車内に置いておきたい「防災グッズ」!
運転中に見舞われる災害としては、地震や大雪、豪雨などがあげられます。こうした災害時には車が運転できない状態となり、長時間にわたって車内に閉じ込められることも考えられます。
さまざまなトラブルに対応するために車内に置いておきたい主な防災グッズとしては、以下の5つがあげられます。
・飲料水や保存食
地震による地盤沈下や大雪による積雪によって車内に閉じ込められた場合に備えて、喉の渇きや空腹を満たす飲料水や保存食を用意しておくことが大切です。電気やガスが利用できない車内では火を通さなければ食べられないものは向いていないため、保存食としては火を通さずに食べることができる乾パンやビスケット、缶詰のパンなどが適しています。長時間保管していても腐らないため、車内に常時保管しておく非常食として最適です。
・工具やライト
車が運転できない状態で、なおかつ夜間に車外で活動する必要性が生じた場合に備えて、安全に行動できるよう懐中電灯やヘッドライトを用意しましょう。また、ガラスを割るためのハンマーやネジを回すためのドライバー、作業用の軍手など、緊急時に必要な工具一式があると災害やトラブルの際に役立ちます。さまざまな工具がセットになっている、車用の工具キットをひとつ積んでおくのもよいでしょう。
・医療品
ケガや体調の悪化などに対応できるように、絆創膏、ガーゼ、消毒液、風邪薬、頭痛薬、痛み止めなど、医療品を用意しておきましょう。緊急用の医療セットなどが販売されているので、車に常備しておくと便利です。
・アルミシート・レインコート
車内で暖房を利用できない場合に備えて、保温効果の高いアルミシートやレインコート、ゴミ袋などを用意しておきましょう。また、寝袋やタオルケットを用意しておくと睡眠時に利用できるだけでなく、防寒用にも活用することができます。
・簡易トイレ・ティッシュ
周辺にトイレがない場合を想定して、携帯の簡易トイレを用意しましょう。携帯可能なコンパクトなタイプや液体がジェル化して漏れを防止できるタイプなど、車内に適した便利な簡易トイレが販売されています。
いつ発生するかわからない災害に備えて
自然災害がいつ発生するかは予想が困難であるため、あらかじめ防災グッズを用意しておくことが大切です。地震や豪雪によって車内に閉じ込められたドライバーの姿がテレビや新聞などのニュースでしばしば報道されていることからも、防災グッズの常備はすべてのドライバーにとって他人事ではないといえます。
運転中に自然災害やトラブルが発生しても安心して行動できるよう、最低限の防災グッズを用意しておきましょう。
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