車に付着する頑固な汚れのひとつに、ホイールの「ブレーキダスト」汚れがあります。ブレーキダストとは、ブレーキをかけたときに削れる部品の粉塵のこと。それがホイールにこびりつくと、なかなか落とすことができません。
そこで今回は、ブレーキダストによる汚れの除去法や予防法についてご紹介します。
■ブレーキダストが落ちにくい理由とは?
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ブレーキダストは、現在の車で多く採用されておりますディスクブレーキの、ディスクローターとブレーキパッドの摩擦によって生じます。
いずれも金属製の部品であるため、摩擦が起きると削れてしまい、その粉塵がホイールに付着してブレーキダストとなるのです。金属同士の摩擦によって生じるブレーキダストは熱を持っていることから、ホイールに飛散すると固着し、こびりついた汚れとなります。
ブレーキダストの付着後すぐに除去すると落としやすいですが、時間をおくと落としにくくなってしまいます。ブレーキダストには金属が含まれているため、時間をおけばおくほどサビてしまい、簡単には落とせない頑固なこびりつき汚れとなるのです。
■頑固なブレーキダストの除去法&予防法
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頑固なブレーキダストの汚れは、カー用品店などで売られているブレーキダスト専用のクリーナーで落とすことができます。
専用のクリーナーを使用する際は、あらかじめホイールに付着した泥などの汚れをきれいに洗い流してから使用することが大切です。なかなか頻繁にホイールを洗ったりすることができない場合は、シートタイプのクリーナーで汚れが気になるたびにきれいにしておくこともいいでしょう。
また、あらかじめホイールに専用のコーティング剤を塗布しておくことで、ブレーキダストの付着を軽減させることができます。市販タイプのもので自分で行うことも可能ですが、より耐久性を求めるのであれば、プロに依頼することをお勧めします。コーティングのプロショップのほとんどでメニュー化されているとおもいますので、ガラス系コーティングの施工時や定期メンテナンス時に相談してみてはいかがでしょうか?
早期の対処によって付着の硬化を防ぐことができるブレーキダストの頑固な汚れ。大切な愛車をいつまでもきれいに保つために、日々のメンテナンスを工夫しましょう。
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