ボディを美しく保つのに欠かせないガラス系コーティング。そんなガラス系コーティングは、施工後も正しくメンテナンスすることで耐久性を長期間にわたって維持することができます。ここでは、そんな施工後の正しいメンテナンス方法をご紹介します。
日々のメンテンナンスにおける注意点
ボディにツヤを与え、光沢のある仕上がりを実現するガラス系コーティング。ガラス系コーティングを施工することで非常に硬いコーティング被膜によってボディは守られるため、ボディが美しく見えるだけでなくキズや汚れも付きにくくなります。とはいえ、ガラス系コーティング施工後にも洗車などのメンテナンスは必要です。鳥のフンや虫の死骸、黄砂や花粉などがボディに付着すると、それらを放っておくことでコーティング被膜にダメージが生じる場合があります。また、洗車後に水滴を残したままにしておくとウォータースポットができる原因になってしまうため、洗車後はすぐに水滴を拭き取ることが鉄則です。炎天下での洗車にも注意が必要です。炎天下での洗車は水に含まれるカルキなどの成分がすぐに固まってシミになってしまう可能性があるため、直射日光が厳しい時間帯などは避けるようにしましょう。
スポンジやクロスなどを使用するときも、力を入れすぎてしまうとコーティング被膜をキズつけてしまうことがあるため、力を入れすぎず優しく使うことを心がけましょう。また、一度地面に落としたスポンジや汚れたクロスを使用すると土などが絡んでそれらが引きずられコーティング被膜にダメージを与えてしまいますので、常にきれいなものを使用するようにしましょう。
強風時の作業も避けましょう。強風時は砂ボコリや塵などでボディにキズが付いてしまう可能性があります。
このように、ガラス系コーティング施工後の日々のメンテナンスを正しく行うことで、性能を長期間維持させることが可能となります。
より効果を持続させるための定期メンテナンス
ガラス系コーティングを施工した後も、洗車などのお手入れをすることでその効果を持続させることが可能です。とはいえ、屋外駐車であったり、毎日の通勤などで頻繁に車を使われる場合など、日々の車の保管環境や利用状況などの要因で、経年とともにガラス系コーティングの性能は徐々に落ちてくる場合もあります。
そのような状況になったガラス系コーティングの性能を再び十分発揮させるために有効なのは、プロによる定期メンテナンスです。一般的にコーティングショップでは、ガラス系コーティングの種類にもよりますが、半年や1年ごとの定期メンテナンスを促進しているケースがほとんどで、定期的なプロによるコーティングコンディションの診断と状況に応じたメンテナンスを行うことで、ガラス系コーティングの効果をより持続させることが可能となります。
普段の正しいお手入れとプロによる定期的なメンテナンスを行うことで、ガラス系コーティングの性能をしっかりと引立て、愛車の輝きを長期間にわたって維持しましょう。
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