ドライブの秋!「エコドライブ10のすすめ」で、環境にも人にもやさしい運転を

秋といえば、ドライブ。涼やかな風を感じながら紅葉に染まる木々の中を走る気持ちよさは、この季節ならでは。そんな秋のドライブをもっと楽しくするために、エコについて考えてみませんか?今回は、環境省による「エコドライブ10のすすめ」を参考に、環境にも人にもやさしいドライブ術をご紹介します。

環境に配慮したドライブ=安全で快適なドライブ

「エコドライブ10のすすめ」は、深刻化する環境問題への対策のひとつとして、環境省が平成24年に定めたもの。例えば、「ふんわりアクセル「eスタート」」「ムダなアイドリングはやめよう」「不要な荷物はおろそう」など、エコドライブに関する10の内容が盛り込まれています。いずれも、環境への配慮という観点からはもちろん、安全で快適なドライブのためにもとても重要な内容です。
ここでは、「エコドライブ10のすすめ」より、いくつかの項目を具体的にご紹介させていただきます。

今日からすぐできる!エコドライブのすすめ

◯無駄なアイドリングをやめよう
例えば、ドライブに出かける際の待ち合わせ時、エンジンをかけたまま停車してはいませんか?これは、エコの観点から見るとNG。エアコンをつけていなくても、10分間アイドリングをすると130cc前後の燃料を消費してしまいます。
また、寒い季節になると、出発前に暖機運転をする人もいるのでは?でも、現在の乗用車では、暖機運転は不要。マイナス20度以下の極寒冷地をのぞき、走りながらエンジンを暖めるウォームアップ走行で十分だといわれています。無駄なアイドリングはやめて、停車時にはエンジンを切るようにしましょう。

◯車間距離にゆとりをもち、加速や減速の少ない運転をしよう
燃費をよくするためには、一定の速度で走ることもポイントです。加速や減速を繰り返す運転は、燃費を悪化させる原因になってしまいます。
一定速度で走行するためには、前方車との車間距離を十分に取りましょう。車間距離が短いと、前の車の走行に合わせて細かくアクセルやブレーキを踏まざるをえなくなり、走行速度が安定しません。また、前方車や自分の車に何かトラブルが起きた際に、思わぬ事故につながる危険性もあります。
急いでいるときや道路が混んでいるときは特に、車間距離が短くなりやすい傾向がありますので、いまいちど自分自身の運転を見直してみましょう。

◯渋滞を避けるために、時間の余裕をもって出発しよう
燃費が悪くなりやすい運転として、「渋滞時の運転」があげられます。ノロノロと進んでは止まり、またノロノロと進んでは止まる渋滞時の運転は、燃料を無駄遣いする運転方法のひとつです。渋滞にはまらざるをえない状況ももちろんありますが、できるだけ事前に渋滞情報をチェックして時間の余裕をもって出発し、渋滞にはまってしまうのを避けるように心がけることが大切です。

いかがでしたか。
環境にやさしいエコドライブは、結果的に事故を防止し、運転をもっと快適なものにしてくれます。これからのドライブシーズン、エコドライブも十分意識して、存分に楽しんでください。