ボディカラーごとのガラス系コーティングのメリットを解説

車は性能や見た目だけでなく、ボディカラーも大切な要素だといえます。しかし、カラーごとに特長やコーティング施工後のメリットが異なる点を知らない方もいるでしょう。今回はボディカラーの特長やカラーごとのガラス系コーティングのメリットなどをみていきます。

車のボディカラーの特長

ここでは、車のボディカラーごとの特長をみていきましょう。

①白色と黒色
白色と黒色は、定番色として人気があります。白色は長く乗り続けた場合でも飽きにくいカラーとして受け入れられているだけでなく、クリーンなイメージがあることから、清潔感の演出が可能です。また、車のキズが目立ちにくい点が特長です。

黒色は高級感を演出でき、中古車市場でも人気が高いカラーといえます。高級車では白色よりも高値で取引されるケースもあります。ただし、キズや汚れが目立ちやすい点はデメリットでしょう。

②シルバー
シルバーはメタリック系のカラーのひとつとして、品揃えが豊富で、美しく質感の高い点が人気です。キズや汚れが目立ちにくいなど、メンテナンスに手間がかからない特長があります。

③赤色や青色
赤色はおしゃれなイメージが強く、女性にも人気が高いです。ただし、キズや汚れが目立ちやすく紫外線のダメージを受けやすいカラーといえます。
青色は気軽に乗れる色として人気があります。明度の低さが黒に近いため、キズや汚れが目立ちやすい点は知っておきましょう。

ボディカラーごとのガラス系コーティングのメリットの違い

ここでは、ボディカラーごとのガラス系コーティングのメリットの違いをみていきましょう。

① 濃色車に施工するメリット
濃色車にガラス系コーティングを施工した場合、硬い被膜に覆われシミや汚れがつきにくく、塗装にダメージを与える黄砂や花粉からボディを保護できます。また、しっとりと濡れたようなツヤが出るため、より一層の高級感を演出します。コーティング施工によって、汚れがつきにくくなることに加え、水ハジキが良くなることから洗車を簡単に行える点がメリットです。

②白色車
白色車は汚れが目立ちやすいものの、コーティング施工を行った場合、汚れにくく、汚れ落ちが良くなります。そのため、黄砂や雨シミなど、目立ちやすい汚れがついても手入れが楽になるといえるでしょう。また、ボディにダメージを与え、変色の原因となる虫の死骸も洗車で簡単に落とせます。

③ソリッドカラー
新車や塗装がキレイな状態で施工すれば、よりキズがつきにくくなります。コーティング施工前についたキズに関しても、軽度のものであれば、ガラス系コーティングを施工すると見えにくくなる点は知っておきましょう。

ボディカラーに合ったコーティングの選び方と施工後のメンテナンス

ここでは、ボディカラーに合ったコーティングの選び方と施工後のメンテナンスをみていきす。

① ボディカラーに合ったコーティングの選び方
ボディカラーに合ったコーティングを選ぶ際には、車の洗車頻度、撥水に対する考え（撥水や疎水、親水のどれを選ぶか）、車の保管状況などのポイントがあります。そのため、一人ひとりに適したコーティングが異なるといえるでしょう。

愛車に適したガラス系コーティングを選ぶ際には、専門店に相談することが大切です。ボディカラーや車の状態、洗車頻度や保管状況などを考慮したうえで、アドバイスを受けられます。

②施工後のメンテナンス
コーティング施工後の車は、ボディカラーに関係なくメンテナンスが必要になります。汚れの目立ちにくさなどの違いはあるものの、定期的な洗車やメンテナンス剤でコーティング表面を整えるといった継続的なメンテナンスが重要です。