新車のようにキレイな状態が続き、洗車が簡単になるガラス系コーティングを施工する際、納得できる仕上がりにするためにも下地処理が重要です。しかし、下地処理で行う研磨について、よく把握していないというケースもあるでしょう。今回は、ガラス系コーティング施工車で研磨が必要な理由についてみていきます。
ガラス系コーティングの施工車で研磨が必要な理由
ここでは、ガラス系コーティングの施工車で研磨が必要となる理由をみていきましょう。ガラスの組成に似た硬い被膜によってキズをつきにくくし、ボディのツヤや輝きを保つためにも研磨は大切な処理だといえます。
コーティングは施工するだけで光沢が出て、汚れやキズがなくなるわけではありません。施工前の下地処理をしっかり行うことで効果を発揮できます。研磨でキズをなくし、良好な下地を作ることでコーティングの性能を引き上げることにつながるといえるでしょう。
研磨のメリットと注意点

ここでは、研磨を行うメリットや注意点をみていきましょう。キズや汚れ、雨シミなども研磨によって改善できます。
①研磨のメリット
研磨を行うことで、洗車キズや雨シミといった要因で荒れている車の表面がキレイな状態になります。また、塗装とコーティングの密着性が良くなるため、効果が持続する期間が長くなるメリットも期待可能です。
②注意点
塗装についたキズや水アカを研磨すれば、塗装が本来持っているツヤや発色を引き出せます。しかし、研磨を行うと目には見えませんが、塗装面が薄く弱くなっていく点は知っておきましょう。
研磨はプロに依頼

研磨をプロに依頼すべき理由をみていきます。プロに依頼した場合、車の状態を見極めながら塗装へのダメージを最小限に抑えた適切な作業を行ってくれるため、仕上がりに期待できるでしょう。
①塗装の耐久性を損ねる場合がある
深く研磨を行った場合、塗装表面を覆っているクリア層が取り除かれ、塗装自体の耐久性を損ねるリスクがあります。研磨の回数が多くなればなるほど、車の塗装は弱くなるため、汚れやすくキズつきやすい状態となります。
車の塗装へのダメージを抑えるためにも、プロへ依頼しましょう。
②一台一台研磨の方法が異なる
塗装の質や硬さは塗装の種類、メーカーやカラーによって異なります。プロであれば、専用工具とさまざまな種類のコンパウンドを適切に使い分けて研磨してくれるため、塗装への負担を抑えることが可能です。
また、施工前の説明も十分に行ってくれるため、安心して作業を任せられます。ガラス系コーティングの施工は、実績や経験豊富なプロに依頼するようにしましょう。
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