車の美観を保つのに必要不可欠な洗車。車が汚れてくるタイミングでしっかりと洗車を行うことが大切ですが、洗車の適切な頻度やタイミングは、保管している環境・条件によって異なります。今回は、環境・条件ごとの適切な洗車頻度・タイミングや雨天後の洗車の必要性についてご紹介します。
洗車の頻度・タイミングは条件によって異なる
洗車の頻度やタイミングは、以下のような条件で異なります。
1.保管場所によって違う
車をガレージで保管している場合、外的要因から車を守れるため、洗車の頻度を抑えられます。「車を頻繁に運転する場合は2週間に1度」「あまり運転しない場合は2か月に1度」など、使用頻度に合わせて調整しましょう。屋根なしの場合は、外的要因の影響を受けやすいため、車をあまり運転しない方でも洗車頻度を増やした方が良いでしょう。
2.ボディカラーによって違う
洗車の頻度は、ボディの色によっても異なります。ホワイトなど、白系統のボディカラーの車は、汚れがつくと目立ちやすくなるため、洗車頻度を増やすほうがいいでしょう。逆に黒系統は外的要因によって細かなキズが目立ちやすくなるため、洗車とともにキズ消しワックスなどでキズを目立たなくするようにしましょう。一般的にはシルバー系のボディカラーが一番汚れやキズが目立ちにくいとされています。
3.季節によっても違う
四季の中でもっとも車が汚れやすいのは春です。花粉や黄砂が舞う時期になると、ボディがすぐに汚れてしまいます。車の美観を保つためには、洗車頻度を増やした方が良いでしょう。雪が多い地域は、融雪剤や泥と雪が混じった汚れなどがボディに付着するため、冬場も汚れがつきやすい季節です。春だけでなく、冬場もこまめに洗車する必要があります。
また、梅雨時期など、雨が多い季節も車が汚れやすくなり、放っておくと最悪塗装面にダメージを受けてしまうため、雨天後にもしっかりと洗車をするようにしましょう。
雨天後に洗車をする必要性
雨には、水分とともにチリや砂ホコリ、化学汚染物質、ミネラル分など、汚れの元やボディに悪影響を与えてしまう多くの成分が含まれます。雨天時にボディに降り注ぎ水滴として残った雨は、雨天後、乾燥して水分だけが蒸発し、これらの成分が固着して「雨ジミ」として残ってしまいます。
ひどくなると塗装部分まで侵食されてしまい、普通の洗車では落とせなくなってしまい、最悪プロに依頼して修復してもらわなければならなくなってしまいますので、雨天後はしっかりとボディについた汚れを洗車で洗い落とすようにしましょう。
雨天後にしっかりと洗車の時間を取れないときは、ガレージや屋根付きの駐車場の場合は、雨天時の運転後、ボディに降りかかった雨をマイクロファイバークロスやセームなどでしっかりと拭き取っておくことで、「雨ジミ」の発生を抑えることができますので、実践してみてください。
洗車の頻度・タイミングは、保管環境や地域・季節によって異なります。車の保管環境やお住まいの地域に合わせて、適切な頻度・タイミングを見極めましょう。
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