駐車場に屋根がなく、青空駐車で車を保管している方も多いのではないでしょうか。外的環境の影響を直接受けてしまう青空駐車は、何の対策も取らなければ、雨や紫外線などの影響で車が劣化してしまう原因になります。今回は、青空駐車が車に与える悪影響とその対策についてご紹介します。
青空駐車による劣化やダメージとは
青空駐車によって、以下のような劣化・ダメージが発生します。
1.雨による劣化
車に水滴が付着し、それを放置するとウォータースポットが発生します。ウォータースポットとは、ボディに発生する白いシミのような汚れです。水分が乾燥し、ボディに不純物が残ることで発生します。また、ひどい場合はボディに水滴が残ったまま日光を浴び、水滴がレンズ代わりとなって光が集中し、熱により塗装面が傷んでしまうこともあります。
2.紫外線による車へのダメージ
青空駐車で車が紫外線を浴び続けると、チョーキング現象が発生します。チョーキング現象とは、紫外線などの影響で塗装の分子結合が破壊され、塗料がチョークのような白い粉状になる現象を指します。チョーキング現象が進行すると、色あせや塗装剥がれなど、深刻なダメージにつながります。
3.黄砂や花粉も車にダメージを与える
車に付着した花粉や黄砂を放置していると、塗装面に固着します。固着したまま放置すると、シミの原因となり、通常の洗車では簡単に除去できません。花粉の成分にはボディの塗装面を腐食させる性質があるため、最悪の場合、塗装がはがれてしまいます。
青空駐車による劣化やダメージへの対策
青空駐車による劣化やダメージを防ぐ方法は以下の通りです。
1.こまめな洗車
青空駐車による劣化やダメージを防ぐためには、こまめな洗車が効果的です。黄砂・花粉などの汚れは、洗車でキレイに洗い流すことができる他、洗車後にボディの水滴を拭き取ることで、ウォータースポットの発生を防げます。1週間に1回程度の頻度で洗車すれば、ボディへのダメージを最小限に抑えられます。
2.ワックスやコーティング剤をかける
ワックスやコーティング剤をかけておくことで、塗装面を守り、水分が付着しづらくなる他、紫外線の影響も軽減できます。洗車するときには一緒に、ワックスやコーティング剤もかけておくようにしましょう。
3.ボディカバーをかける
車にボディカバーをかけるのは、青空駐車による車へのダメージを防ぐうえで最も効果的です。ボディカバーをかけることで水や紫外線の影響を軽減でき、花粉や黄砂の付着も抑えられます。ボディカバーは自分の車のサイズに合うものを選ぶようにしてください。
青空駐車対策として、ガラス系コーティングを
こまめな洗車やワックスがけ、ボディカバーの他、プロによるガラス系コーティングを施工するのも青空駐車対策に有効です。ガラス系コーティングを施工することで、車の塗装面が非常に硬い被膜で覆われるため、紫外線や雨から守れるだけでなく、黄砂や花粉の付着を抑え、また付着したとしても水洗いだけで簡単に落とせるようになります。
汚れがつきにくく落としやすいため、洗車時間を短縮できるのもメリットです。また、車のボディにツヤが出るため、車の美観を向上させることも可能です。青空駐車による車の劣化やダメージを防ぎたい場合には、ガラス系コーティングの施工を検討しましょう。
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