梅雨入り前に!雨の日対策としてのガラス系コーティング!

梅雨の時期は、雨の影響で車が汚れやすくなります。それらの汚れが蓄積していくと、見た目が悪くなるだけではなく、車のボディにダメージを及ぼすことも。そこでおすすめなのが、「ガラス系コーティング」です。今回は車の汚れを抑えるために、梅雨入り前のガラス系コーティングの施工がおすすめの理由をご紹介します。

雨で塗装が傷む?雨が及ぼす車への影響

雨は大気中の砂ぼこりや化学汚染物質などの、さまざまな汚れを含んでいます。そのため、車のボディに残った雨をそのまま放っておくと水分が蒸発し、残された汚れはボディに固着します。これらは「ウォータースポット」と呼ばれ、車の塗装を傷める原因です。また、それ以外にもボディに残った水分が虫眼鏡のレンズ効果となって太陽光により塗装面を傷めてしまったり、泥水やホコリなどの汚れが車の塗装面に蓄積し、クレーター状の陥没ができたり塗装にひび割れが生じたりと、車に大きなダメージを及ぼすことがあります。

雨や汚れから愛車を保護!ガラス系コーティングの効果って?

ガラス系コーティングを施工すると、強力な撥水性能や親水性能を発揮するので雨がボディに留まりにくくなり自然に流れ落ちやすくなります。そうすることでボディに雨が残りにくくなり、ウォータースポットなどの発生予防につながります。

また、ガラス系コーティングの被膜には汚れを付きにくくする効果もあります。たとえ雨の日の走行中に泥水などの汚れが付いても、水洗い洗車だけで簡単に洗い流せるため、車が汚れやすい梅雨の時期の洗車時間を大幅に削減できます。さらに、ガラス系コーティングを施工するとボディがガラスの組成に似た、非常に硬い被膜で覆われるので、雨や汚れなどの外的要因を直接ボディ塗装面にさらすことが無くなり、車の塗装面の劣化も防げます。

ガラス系コーティング以外にできる梅雨対策

梅雨時期はボディの対策だけでなく、走行時のケアや車内対策として、次にあげる対策なども行っておくようにしましょう。

●タイヤの点検・交換
雨で濡れた路面を走行していると、タイヤと路面の間に水が入り込みブレーキが効きにくくなります。雨の日でも安全な走行をするには、十分な制動力を保てるようにタイヤの溝がすり減っていないか確認が必要です。溝が1.6mm以下になっている場合は、タイヤを交換しましょう。

●ウィンドウコーティング
雨の日に車を走行すると、雨で視界が遮られ前方が見えづらくなります。そんなときは、フロントガラスにウィンドウコーティングを施工しましょう。ウィンドウコーティングを施工することで、ガラス面に撥水効果をもたらすため、雨の日の運転時にガラスに降り注ぐ雨を走行風で吹き飛ばし、クリアな視界が確保できます。

●カーエアコンの掃除
湿気の多い梅雨の時期は、カビや雑菌が発生しやすくなります。そのため、カーエアコンをつけると生乾きの洗濯物のような嫌なにおいがすることも。梅雨入り前に一度カーエアコンを掃除し、においが気になったときはメンテナンスをするようにしましょう。

ガラス系コーティングは雨による汚れの付着を抑えながら、硬い被膜でボディへのダメージを抑えてくれます。また撥水性が高くなるので、面倒な洗車時間も短縮できます。梅雨の時期になる前にガラス系コーティングを施工して、大切な愛車をきれいに維持してみてはいかがでしょうか。