洗い方やアイテムでより効果を持続！ガラス系コーディングを守る洗車方法とは？

ガラス系コーティングの施工で美しくなった車のボディをより長期間維持させるためには、定期的に洗車をすることが大事ですが、正しい洗車方法を実践することによって、ガラス系コーティングの効果を持続させることができます。今回は、ガラス系コーティングを施工した後の洗車方法についてご紹介します。

洗車に利用する洗車アイテムの選び方

洗車の際に気をつけたいのが、洗車アイテムの選び方です。

洗車の際に使用するカーシャンプーは、コーティング施工車専用と記載のあるものを選ぶようにしましょう。一般的なカーシャンプーの場合、その洗浄力の高さから、コーティング被膜にダメージを与えてしまう場合がありますので、注意しましょう。また、洗車スポンジに関しても、キメの細かな柔らかいスポンジを使用するようにしてください。
洗車後の拭き取りに使い古しのタオルを使う方がいますが、使い古しのタオルは繊維が硬く、コーティング被膜をキズつけてしまう恐れがあります。おすすめは、コーティング施工車専用のマイクロファイバークロスです。マイクロファイバークロスは、超極細な繊維で作られています。繊維が非常に柔らかく、コーティング被膜をキズつけずに水滴を拭き取ることができます。また、吸水性に優れており、水滴をすばやく吸収できるのも魅力です。

ガラス系コーティングを施工した車には、必ずコーティング施工車専用の洗車アイテムを選ぶようにしましょう。

ガラス系コーディングの効果を長持ちさせる洗い方

・足回りから洗う
タイヤやホイールなどの足回りは汚れがつきやすく、洗うのに時間がかかる場所です。ボディから先に洗うと足回りを洗っている間に水分が蒸発し、ボディにシミができる原因になります。それを避けるために、洗車の際には足回りから洗うようにしましょう。また、ボディ用と足回り用のスポンジは併用せず、必ず分けて別々のものを使用するようにすることも大事です。

・水圧でボディの汚れを取り除く
汚れが付着したままスポンジでこすると、コーティング被膜に引っ掻いたようなキズがつく恐れがあります。それを避けるためには、スポンジを利用する前に汚れを取り除く必要があります。汚れを取り除くにはホースの先端を指で押さえるなど、強い水圧を使って先に水洗いするのが効果的です。

・スポンジやクロスを使うときは力を抜く
スポンジやクロスを使う際は、力加減に注意しましょう。ゴシゴシと力を入れて使用すると、コーティング被膜にキズがつく可能性があります。力を抜いて、ボディをやさしくなでるように洗うことが大切です。

・風が吹いているときの洗車を避ける
風が吹いているときに洗車すると、舞い上がった砂ボコリが付着しやすくなります。そのまま洗車を続けると、コーティング被膜が砂ボコリによってキズつく恐れがあります。風が吹いているときや風の影響を受けやすい場所での洗車は避けましょう。

カー専門店やガソリンスタンドに依頼するときのポイント

洗車をカー専門店やガソリンスタンドに依頼する際は、汚れたスポンジやクロスを使用していないか、店舗の清潔感に問題はないかなどをチェックすることで、洗車によってガラス系コーティングがキズつくのを避けられます。依頼する際にはガラス系コーティングを施工していることを伝え、それに適した洗車方法を選んでもらいましょう。

ガラス系コーティングの効果をより長く持続させるには、施工した後の洗車方法に注意する必要があります。
ボディをキズや汚れから守り、美しさの維持にも役立つガラス系コーティング。その効果を長持ちさせるためにも、今回ご紹介した洗車方法を実践してみましょう。