ガラス系コーティングを施工することで、車の外装は輝き、その魅力を大いに発揮させることができます。ただし外装だけではなく、内装もきれいにしておきたいもの。そこで今回は、大切な愛車の内装をきれいに保つための車内清掃のポイントや注意点についてご紹介します。
定期的に行いたい、車内のクリ―ニング
車内の汚れやホコリは、見た目が悪くなるだけでなく衛生的にも好ましくありません。そのため、定期的に掃除をすることが大切です。車内掃除は、家庭用の掃除用具を用いることで簡単できます。
・掃除機がけ
シートやフロアマットに付着しているゴミやホコリなどの除去には、掃除機を用います。まずはフロアマットを取り外し、布団たたきなどで汚れをはたき落とします。その後、フロアマットはもちろん、シートやカーペット全体に掃除機をかけましょう。
・拭き掃除
ダッシュボードやハンドル、インパネの周りは意外と汚れているもの。そんな汚れには、拭き掃除が効果的です。水で100倍に薄めた洗濯用洗剤にタオルやウェスをひたし、固く絞ってから拭いていきましょう。
・フロアマット
フロアマットは、洗剤を用いて洗うとゴワゴワになってしまいます。そこで重宝するのが、洗濯用柔軟剤です。掃除機をかけた後、水で50倍程度に薄めた洗濯用柔軟剤にブラシをひたし、ゴシゴシと洗っていきます。洗った後は水でよくすすぎ、乾かせば完了です。汚れもしっかりと落ち、ソフトに仕上がります。
フロアマットは、コーナー部分が地面を指すように斜めに干しましょう。そうすることでコーナー部分から効率よく水が垂れ落ち、早く乾きます。
・シートのシミ取り
車内で食べこぼしたり飲みこぼしたりしたものを、ティッシュなどで応急処置したまま放置してしまうこともあるかもしれません。放置してしまうとシミが抜けにくくなるため、早めにシート専用クリーナーでシミ取りを行う必要があります。使い方は簡単です。製品によって若干異なりますが、一般的には、まず専用クリーナーを汚れた部分に直接スプレーし、次に専用ブラシで汚れを浮き上がらせるようにブラッシングします。専用ブラシが付属していない場合は、使い古した歯ブラシでも代用が可能です。最後に、清潔なタオルを使って汚れた部分をたたくように拭き取ります。この際、決してこすりつけるように拭き取らないことが大切です。こすりつけるように拭き取ってしまうと、せっかく浮き上がらせた汚れが繊維に入り込んでしまうため注意が必要です。
シートはダニの温床?シートのお手入れ方法
人によっては、車内で飲食することもあるかもしれません。その際、シートにこぼしてしまった飲み物や食べ物をそのまま放置したり、シミ取りをしないまま放置したりすると、雑菌やダニの温床となります。ダニの死骸やフンはアレルギー症状を引き起こす原因にもなるため、ダニを予防するためにも日頃からお手入れすることが大切です。普段のお手入れには、掃除機がおすすめです。天気のよい日には車のドアを全開にし、車内の掃除機がけを行いましょう。
また、食べこぼしや飲みこぼしがシミになりにくい「シートコーティング」もおすすめです。シートコーティングをシートにスプレーしておくと、シートの繊維表面を強力にコーティングするため、飲み物や食べ物をこぼしても汚れをはじき、染み込みにくくなるため、汚れをクロスやティッシュなどでサッと拭き取ることができ、シミや臭いを予防できます。
愛車の外装がきれいになれば、併せて内装もきれいにしておきたいもの。日頃から車内のお手入れも欠かさずに行い、車内を美しく清潔に保ち、愛車の魅力を最大限に引き出しましょう。
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