バッテリーや断線などが原因で、車のエンジンがいきなりかからなくなるというケースはあり得ます。しかし、どのように対処すれば良いか分からない方もいるでしょう。今回は、車のエンジンがかからない原因にふれたうえで、トラブルに備えるための方法などを解説していきます。
車のエンジンがかからない原因とは

ここでは、車のエンジンがかからない原因をみていきましょう。
①バッテリー
バッテリーが上がっている場合は、バッテリー内が電力不足となり、セルモーターを動かせないため、エンジンがかかりません。また、交換時期や寿命を迎えている場合もエンジンがかからなくなる可能性があります。
②スマートキーの電池切れやヒューズの断線
最近の車にはスマートキーが搭載されています。スマートキーの電池が切れている場合、車側がキーを確認できないため、ドアの解錠やエンジン始動ができません。また、ヒューズが劣化していたり、寿命を迎えていたりする場合も電装品が作動しないことに加えて、エンジンがかからないといえるでしょう。
③セルモーターやオルタネーターの故障
セルモーターやオルタネーターの役割は以下のとおりです。
・セルモーターはエンジンを始動させる際に動作して、クランクシャフトを回転させる
・オルタネーターはエンジン稼働中に電力を発生させ、車両全体へ供給し、バッテリーを充電する
エンジンがかからず車を動かせない場合の連絡先

ここでは、エンジンがかからず車を動かせない場合の連絡先についてみていきましょう。
①自分が契約している保険会社のロードサービス
自動車の任意保険には、無料のロードサービスが付帯しているケースが多くあります。そのため、エンジンがかからない場合は、加入している自動車保険の付帯サービスを確認しましょう。ただし、サービスの補償対象となるのは契約車両のみとなります。
②JAF
会員登録を行っていなくても、誰でも利用可能です。バッテリー上がりや燃料切れなどのトラブルであれば、その場で修理してもらえる場合もあります。しかし、その場で対処ができない、原因が特定できないトラブルであれば、カーディーラーや整備工場といった修理を行える場所まで車を移動させなければなりません。
エンジントラブルに備えるための方法
ここでは、エンジントラブルに備えるための方法をみていきましょう。
①定期的なメンテナンス
車の点検や整備を定期的に行うことで、エンジントラブルの予防につながります。自分で行うのが難しい場合は、カーディーラーやガソリンスタンドで無料点検を受けましょう。無料点検では、エンジンオイルの状態やオイル量、バッテリーの寿命などをみてもらうことが可能です。
②ブースターケーブルやジャンプスターターを準備しておく
バッテリー上がりは、エンジンがかからない主な原因のひとつです。しかし、ブースターケーブルやジャンプスターターを用意していれば、万が一バッテリー上がりといったトラブルが発生しても対処できます。トラブルの発生に備えて車に載せておきましょう。
③ロードサービスの契約
JAFや自動車保険のロードサービスに契約しておくと、トラブル発生時にサポートを受けられます。加入したロードサービスの連絡先をメモし、車の中に保管しておけば、トラブルが発生しても慌てずに救援依頼を行えます。
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