 
改修工事で2年振りとなる新生富士スピードウェイでシリーズ第5戦が行われた。今回は#23号車の山田英二選手が他の競技の為、欠場し代わってGTでも尾本選手とパートナーであった柳田真孝選手がドライバーを勤めることとなった。
柳田選手とC-WESTLABSは昨年の第2戦で2位を獲得し、好戦績を残している。
【予選日】
これまでの練習走行などで炎天下での路面温度や新しくなった コースレイアウトを頭と肌で感じ、いざ予選開始となる。#23号車 柳田選手、#48号車 星野選手がマシンに乗り込み、タイムアタックのタイミングを見計らい残り時間を少し残し、2台はほぼ同時にピットアウト。 しかし、#23号車はタイムアタックの周を挑むことなく、エンジン不調の為、コース脇にマシンを停めざるを得なくなった。
幾度も再スタートを図るが二度と点火せず、マシンは静かにピットへ帰還した。 一方、#48号車はクリアーラップを取れないまま時間切れとなってしまう。
#23号車42番グリッド スタートドライバー 柳田選手
#48号車23番グリッド スタートドライバー 星野選手
【決勝日】
12時45分
真夏の炎天下、グリッドに立っているだけで路面と、空からの熱気で息苦しくなってしまうほどの暑い時間から4時間のバトルがスタートした。 ほぼ、最後尾からスタートをきった#23号車は、8LAP目にはクラス13番だったポジションを一気に駆け上がり、クラス9番手に。#48号車は5番手にアップ。
その後、着々と周回を重ねながら#23号車、#48号車は猛暑の中ポジションを上げていき 22LAP目には、#29(NSX)、#33(Z)、#48(Z)、#19(Z)、#83(NSX)、#15(RX7)、#23(Z)の順となり、#29と#48の差は10秒とまだまだトップに躍り出るチャンスを残している。
その22LAP〜24LAPまで4位以下の#19、#83、#15、#23が一時は3台のマシンが横並びになるほどの激しいバトルを繰り広げ、#19号車がピットインし、25LAP目には#29、#33、#48、#83、#23となる。 それでも#23号車の柳田選手のプッシュは続き、前方を走る#83(NSX)をペアピン後から並び、パス。 各車のポジションは#33、#29、#48、#23、#83・・・・と同一周回で順調にラップを重ねる。
64LAP目、2位を走る#23号車はトップ#33号車との差が13秒ある状況で、先に#33号車がC-WESTピットを横切りピットイン。 その13秒の差を残したまま#23号車もルーティンのピットイン・・・。ピットロードに#23号車が流れ込む間、脇阪寿一アドバイザーが無線で「この13秒、勝負かけるで!」とクルーへ気合を入れた。
マシンの停車と同時に次に乗り込む尾本選手がドライバードアを素早く開け、GTコンビの意気の合ったドライバー交代もスムーズに終え、タイヤ交換、燃料補給も無駄な動きもなくパーフェクトに近い状況でホイルスピンをしながら再スタート。
ピットロード上で#33号車と出くわし、惜しくも抜くことはできなかったが、13秒の差が0秒に近い状況まで詰め寄ることができ、そのまま2台はコースイン。
66LAP目#48、#27、#23、#33、#83・・・を周回していくなか、#27(BMW)が黄旗中の追い越し違反を指摘されつつも、無視した走行を重ねてしまったため、3LAP後には失格を受けてしまう。 69LAPからしばらく#48、#23の1−2体勢で他を引き離し、#48号車の予定ピットインの84LAP目に星野選手からヒロミ選手へドライバー交代。 こちらの交代作業も板につき非常にスムーズに事を終え、ヒロミ選手がコースイン。 依然トップは#23号車、続いて#33、#15、#83、#48・・・となる。
幾度か3位、4位が入れ替わったりするなか、#33号車がホイルを脱落させトップ争いから外れ、#48号車は4位へ浮上。 そのまま順調に#23、#48の3台はLAPし、104LAP目に#15号車がコースアウト。 その直後、他のコーナーで#48号車がハーフスピン。
ドライビングしているヒロミ選手からパワーステアリングの不調を訴える無線が飛び込んできた。 同時にピットクルーも原因を追究しながら110LAP目に一先ずピットイン。 すぐさま、コンピューターの解析を行いながら、磨耗したフロントタイヤを交換を行った。
ステアリングの不調だった原因はその場では確定できず、残り30分でもあることから、ドライバーのヒロミ選手から「このまま頑張って走る」と未作業のままピットアウト。
#48号車はパワステポンプが起動したりしなかったりとコーナーリング中のコントロールに苦しみながらも周回を重ね、6位を走行。 4時間を過ぎた午後4時45分 #23号車はクラストップで124LAP、#48号車は120LAPでクラス6位にてゴール。#23号車は今季4連勝を果たした。
現在、#23号車はランキングトップ。
#48号車は2位をつけ、残す3戦も快勝を続けれるよう、安定したレースを心がけ頑張って参ります。
次戦、岡山国際も残暑でトラブルに見舞われないようマシン、ドライバー、クルー、一心同体で シリーズチャンピオンを決めたいと思っております。
ご声援よろしくお願い申し上げます。
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