 
いよいよスーパー耐久シリーズ最大の難関である十勝24時間レースに向け初夏の北海道へと舞台を移した。昨年のこのラウンドでは戦線を離脱せざるを得ないクラッシュに見舞われその雪辱戦ともなるため、ドライバー、メカニックなどスタッフ全員がサーキット入り前から体調を整え、本戦に挑める状況にコンストレーションを高めた。
今回、24時間の長丁場を戦う為の助っ人は次のような顔ぶれで挑む。
#23号車 尾本/山田組に「谷口行規選手」「輿水敏明選手」
#48号車 ヒロミ/星野組に「井出有治選手」「柳田真孝選手」
以上、superGTや各種レースで活躍している頼もしいドライバー達だ。
決勝日は朝から刺さるように日差が強く、午後も真夏のような暑さがサーキットを漂う。
このラウンドでは予選が省かれるため、それまでのポイント順にグリッドが決定される。
#23号車 17番でスタートドライバー尾本選手。
#48号車 21番でスタートドライバー星野選手。
そしていよいよ15時。
長い24時間レースのスタートが切られた。
スタートからコンスタントに30秒から31秒台で順調に周回を重ね、121LAP目に谷口選手へ
バトンタッチ。ドライバーチェンジ、燃料補給などルーティンもスムーズに行われ、再びコースイン。
谷口選手も周回遅れなどのマシンにとらわれることなく安定した走りを見せ、119LAPを走行。
次に乗り込んだのは山田選手。今回は日が暮れて路面温度が低くなることもありタイヤは左の前後のみを交換し30秒台でLAPを重ねていく。
その後も各ドライバーが自らの走行を終えては休憩を行い、全員安定した走りを見せる。
ライバル車達との差も広げトップを快走していく中、#33号車(フェアレディZ)がハブボルトの折損によるホイル外れでピットインするなど戦線離脱に近い状況に陥った。
長い夜も明け、予定通りのブレーキ交換。
パッドだけでなくローターやキャリパーも含め、丸ごと交換を行い作業時間も短縮。
メカニック作業の素早さに目を見張るものがあった。
これまで#48号車は助っ人の井出選手、柳田選手の快走もあって同クラスのライバル車をグイグイと離していく。途中、他車からの接触を受けるもののクラスポジションを#23号車の3LAP遅れで2位を快走。この時点で我がチームがクラス1−2態勢となる。
今年は十勝名物の「朝霧」も出ず、コース上での見通しは良さそうだ。
その後#23、#48各車ともに大きなトラブルも無く順調に周回とピットインを繰り返し、ゴール当日の昼前には怪しい雲行きとなり、小雨がパラつき始めピット内ではレインタイヤを始め雨を予測しての準備も行われていたが、気まぐれな小雨はすぐ止み再び快晴となった。ゴール1時間前ともなると、観客、スタッフ友にざわめき始めチェッカーは今か今かと待ち遠しく応援するマシンを見守っている。
ゴールの午後3時を迎える頃、クラス1−2を走る#23号車(山田選手)と#48号車(ヒロミ選手)のC−WEST LABSの2台もランデブー走行に移り、チームスタッフが身を乗り出して待つホームストレートを駆け抜ける時は大歓声で称えファイナルラップを飾った。
ファイナルラップを飾った山田、ヒロミ選手ともにヘルメットの中の笑顔がとても印象的で、長丁場の戦いで汚れたマシンの中から腕を大きく挙げガッツポーズを見せてくれた。
長く、過酷な24時間レースをクラス1−2で終えたことと、総合でも#23号車が3位のポジションを獲得したことによって、ドライバー、チームの後半戦への期待も大きくかかり、今後のレースも 盛り上げていこうと、頑張って行きたいと思います。
次戦は真夏の富士で第5戦が行われます。
サーキットへお越しいただけることをチーム一同、楽しみにお待ちしております。
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