3月27〜28日(日)に鈴鹿サーキットでの2&4レースで2004年の全日本ロードレースが開幕した。
Hondaは、新型のCBR1000RRを投入して注目を集めたが、27日(土)の予選では、ポールポジションこそ逃すものの、浜口俊之がセカンドグリッド、山口辰也がサードグリッドを獲得し、マシンとライダーのポテンシャルの高さをアピールするものとなった。
浜口は、昨年、一昨年とアジア選手権SS600チャンピオンで、全日本シリーズへのフル参戦は98年以来となる。予選では度々カシオトライアングルで飛び出すシーンも見られたが、これはブレーキングを試していたことによる。一方の山口は、02年のJSB1000初代チャンピオン。予選では車体をセットアップしている段階ではあったが、3番グリッドを獲得し、開幕戦優勝への夢をふくらませる。また、予選8番手の高橋は、2回目のタイムアタックで転倒。左手親指と左足首を痛めるが、元気に決勝レースに出走した。
注目のスタートでは、まず山口が出遅れてしまい、大きく順位を下げてしまう。また、高橋は他車との接触により、スタート直後の第1コーナーで転倒してしまい、そのままリタイアとなった。
オープニングラップを6位で終えた浜口は、その後、着実にポジションを回復。一時はトップグループの4番手にまで浮上するが、レース中盤以降ではタイヤのグリップが低下してしまい、単独走行の末に4位でゴールする。一方の山口は、オープニングラップこそ8位だったが、見る間に順位を上げると、11周目の130Rでトップ井筒仁康(Honda
CBR1000RR)をパスしてトップに躍り出た。
この後、山口と井筒は接戦を展開するが、山口がキッチリと井筒を抑え切って、見事に開幕戦優勝を達成。同時に、新型Honda CBR1000をデビューウィンに導いた。
なお、第1コーナーで転倒した高橋は、右手・足に擦り傷を負うが、大きなケガには至らずに、土曜日に負ったケガとともに、完治まで1〜2週間とのこと。高橋がメインとしている全日本GP250クラスは4月24〜25日(日)にオートポリスで開幕するが、ここへの影響はないとのことである。
ライダー:山口辰也
予 選: 3 位 決 勝: 1 位
これまで、スタートでミスすることが多く、今回もやってしまったという感じだったけれど、そこからうまく集中することができたことが、結果につながったと思っています。最終ラップでは、井筒さんと激しい戦いになったけれど、井筒さんのフェアプレーによってお互いの危険を避けることができた。スタッフはもちろん、素晴らしいマシンを造ってくれたホンダに感謝したい。
>>天候:晴(DRY) >> 観客動員:34,500人
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