2008 SUPER GT第9戦「FUJI GT 300km RACE」
開催日 2008年11月8日(土)〜11月9日(日)
場所 富士スピードウェイ(静岡県) 4.663 km X 66周
参加台数 43台
天候 18日:雨(12℃) 29日:曇りのち雨(9℃)
観客動員数 予選26,500人 : 決勝47,100人

【公式予選】
11月に入っても富士スピードウェイ近辺は例年よりも暖かい日が続き、富士山の冠雪が薄くなるほどだった。しかし、公式予選が行われた11月8日(土)は、朝から雨。気温も11度と低めであった。雨の予選となった1回目のGT500専有時間は、各車レインタイヤを装着し、水しぶきを上げてコースイン。時には雨量が多く雨水が路面を激しく流れたが、終盤に近づくにつれて勢いは緩くなっていった。このため順位はめまぐるしく入れ替わり、どの車両がスーパーラップ(SL)進出条件のトップ10に入れるか予測がつかない展開となった。ポイントランキング首位で最終戦に臨んでいる「XANAVI NISMO GT-R」(#23本山哲/ブノワ・トレルイエ)は、80kg相当のハンディのため予選は苦戦が予想されていたが、予選終了間際に渾身のアタックを見せ、8番手に入ってSL進出を果たした。午後になり雨はやんだものの気温はさらに低く、スーパーラップが行われた午後3時前後には10度をきるほどとなった。トレルイエがアタッカーをつとめた「XANAVI NISMO GT-R」は、SLを3番目にスタート。路面温度が低くタイヤを暖めるのもままならない状態ながら車両をコントロールし、1回目の予選タイムを1秒以上短縮した。しかし、ライバル達も次々にベストラップを更新。最終的に「XANAVI NISMO GT-R」は予選9位となった。
【決勝レース】
曇り空のもと、シリーズ最終戦の決勝レースには47,100人もの観客が集まった。午後2時のスタート時は、低くたれ込めた雲から時折ポツポツと雨粒がこぼれる空模様だったため、各チームともスタートに使うタイヤの選択に悩んだ。
インターミディエイトタイヤを装着してスタートした「XANAVI NISMO GT-R」は、トレルイエが前半の周回を担当。コンディション不安定な路面の時間帯にアグレッシブな走りを見せ、一時3位を走行した。しかし、18周過ぎからタイヤグリップが低下し、22周目にピットインしてタイヤ交換と同時に本山にドライバーチェンジした。長い周回を走ることになった本山だが、途中再びタイヤを交換するためピットイン。その後は、タイヤをセーブしながらコンスタントに周回を重ねた。後半は、ややペースを上げ最終的にはポイント圏内の9位で完走。ドライバーズ選手権ポイントを2点加算し、シリーズチャンピオン獲得した。本山哲は、2004年以来の年間ドライバーズチャンピオン獲得となった。
【ニスモ飯嶋嘉隆チーム監督のコメント】
「公約通りシリーズチャンピオンが獲得できてホッとしています。今日はライバルチームの動静を見ながら、リスクを避け、チャンピオン獲得に集中して戦いました。12号車もパーフェクトな走りを見せてくれたし、GT300もZがチャンピオンカーとなりました。本当に素晴らしい一日、素晴らしい一年となりました。多数おいでいただきましたファンの皆さまに心からお礼を申し上げます。ありがとうございました」
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