2008第8戦SUPER GT in KYUSHU 300km
開催日 2008年10月18日(土)〜10月19日(日)
場所 オートポリス(大分県) 4.674 km X 65周
参加台数 39台
天候 18日:晴れ(21℃) 19日:晴れ(24℃)
観客動員数予選15,300人 : 決勝28,800人

【公式予選】
SUPER GT第8戦「SUPER GT IN KYUSHU 300KM」は、10月18日(土)に公式予選が行なわれた。
公式予選1回目のGT500専有走行時間は、開始早々から数台がコースを走ったあとピットに戻り、暫くは一台もコース上にいない状態となった。各チームとも、タイヤラバーが路面に乗ってタイムが出やすくなる終盤に集中してタイムアタックする計画を立てていたようだ。残り8分をきったあたりから、各車一斉にコースイン。
「XANAVI NISMO GT-R」(#23 本山 哲/ブノワ・トレルイエ)は、トレルイエがアタックラップ1周目にタイムを出し、リーダーボードの最上位につける。その後、#32 NSXがベストタイムを更新したのち、ミハエル・クルムがドライブする「MOTUL AUTECH GT-R」(#22 ミハエル・クルム/柳田 真孝)がトップに躍り出る。その直後に、コース上でクラッシュが発生し、予選は赤旗中断となった。予選再開直後にGT300との混走時間となったため、GT500の上位車両は変動もなく走行終了となった。しかし予選1回目終了後の再車検において、MOTUL AUTECH GT-R (#22)のリヤウィングの高さが規定をわずかに超えていると指摘を受け、同車の予選1回目のタイムが抹消されることとなった。このほか裁定により予選1回目の順位の変動があり、XANAVI NISMO GT-R (#23)は2位に繰り上がった。
決勝レースのスターティンググリッドを決定するスーパーラップでは、XANAVI NISMO GT-R (#23)のブノワ・トレルイエがまさに驚異的なタイムでポールポジションを獲得した。赤旗中断などにより順位が大きく変動し、予選1回目は本来の実力が発揮できないマシンも多かったようだ。スーパーラップでは、まず予選1回目10位の#1 NSXが1回目のタイムを2秒以上上回るタイムをマーク。そのあとの車両が追いつかないほどのタイムだったため、PP獲得を狙っていたXANAVI NISMO GT-R (#23)のタイム更新は困難かと思われた。しかし、ステアリングを握ったトレルイエが限界ギリギリのファイトあふれるドライビングを見せ、2位の#1 NSXに約0.5秒の差をつけて今季2回目のポールポジションを手に入れた。
【決勝レース】
快晴のもと、大観衆が見守る中、決勝レースのスタートを迎えた。トレルイエがドライブするXANAVI NISMO GT-R (#23)は好スタートを切り、直後から2位以下を引き離しにかかった。そのスタートダッシュにより、数周目には約4秒ものリードを築き、他を寄せ付けない強さを印象づけた。その後もXANAVI NISMO GT-R (#23)を脅かすマシンは現れず、さらにドライバー交代のピットワークでもニスモ・ピットクルーは迅速な作業でマシンをコースに送り出し、それまで2位を走っていた#1 NSXとの差を確かなものとした。レースに戻った本山も危なげないレースを展開。終盤に差し掛かるとコース上ではスピンアウトやバトルによって接触するアクシデントが多発したが、本山はそれらに関わることなくGT-Rをフィニッシュラインに運んだ。これによって、優勝の20ポイント、ポールポジションの3ポイント、ファステストラップの1ポイントと、設定された全ての最大ポイントを獲得。最終戦の富士には、ポイントランキング首位で臨むこととなった。
【ニスモ飯嶋嘉隆チーム監督のコメント】
「今回は本当に緊張しました。簡単なレースではなかったのですが、苦しい中2台ともドライバーが素晴らしい走りを見せてくれました。チャンピオンに向けて、非常に大きな一歩になったと思います。次の最終戦はまた重量が重くなりますのでどうなるか分かりませんが、精一杯頑張りますので皆様のよりいっそうの応援をよろしくお願いします」
【XANAVI NISMO GT-R (#23) ドライバー 本山哲のコメント】
「チャンピオン争いのためどうしても勝ちたいレースだったので、優勝できてほっとしました。予想よりも気温が高く、タイヤマネジメントも心配しなければならない中、ポールポジションからスタートできたことが勝因だと思う。ブノワのスーパーラップでのすごい走りに感謝しています。レースでもチームのピットワークが勝負を決定づけたと思うし、本当に皆で勝ち取った勝利だと思います」
【XANAVI NISMO GT-R (#23) ドライバー ブノワ・トレルイエのコメント】
「スタート前はもの凄いプレッシャーだったけど、特に心配していたスタートに集中できたのが良かった。自分の目的は、少しでも多くのギャップを作ってトップでサトシ(本山)にクルマを渡すことでした。オープニングラップでリードを作って、残りの周回はタイヤをキープすることに専念できたので、自分としてはうまくやれたと思います。今日の勝利はとっても嬉しいです」
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