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「XANAVI NISMO GT-R」は12位完走
 
2008 SUPER GT 第7戦 「MOTEGI GT 300km RACE」
開催日 2008年9月13日(土)〜9月14日(日)
場所 ツインリンクもてぎ(栃木県)
参加台数 41台
天候 13日:晴れ(30℃) 14日:晴れ(29℃)
観客動員数 13日:14,000人 14日:39,000人



【公式予選】
昨年同様、SUPER GTもてぎ300km公式予選には、勝ち抜き形式でスターティンググリッドを決める「ノックダウン」方式が取り入れられた。予選1回目は60分の間にGT300専有、GT500専有、両クラス混走を行うが、これは今回も同じ。この日朝10時20分から行われた第1回目は、単にマシンとドライバーのクォリファイが目的だったが、この時間帯に午後のノックダウンに備え、短時間にタイムを出す走りをシミュレーションしておかなければならない。しかもこのノックダウンではタイヤが1セットしか使えないため、この時間帯も1セットのタイヤで何度もタイムアタックするやり方をトライアルした。各チームともタイヤの冷却に工夫を凝らし、アタック走行を繰り返した。このセッションで、開幕2連勝後は最重量級のウェイトに悩まされた#23「XANAVI NISMO GT-R」(本山哲/ブノワ・トレルイエ)は、7番手につけた。
ノックダウン方式となった公式予選2回目の結果、セッション3に残った#23 GT-Rが4位で決勝レースをスタートする事となった。ニスモの飯嶋監督は、「うちは順当な(予選)位置です。ここもてぎのレースは重いクルマに厳しいので、タイヤをセーブし無理せずに周回を重ねることが肝心です。是非皆さんの応援でGT-Rを後押ししていただきたいと思います。どうぞよろしくお願いします」


【決勝レース】
これまで苦しめられて来た性能調整が解除され、本来のエンジン性能を発揮できるようになった「XANAVI NISMO GT-R」(#23 本山哲/ブノワ・トレルイエ)は、予選4位からトレルイエが決勝レースをスタート。ポジションを維持して走行し、27周目にピットインし本山にドライバー交代した。後半、追い上げるライバル達としのぎを削り、我慢の周回を重ねた本山は8位で最終ラップを迎えた。そのままフィニッシュかと思われたが、最終周の終盤に他車とのアクシデントを避けてコースオフ。グラベルからコースに戻った際に#25 SC430と接触し、フロントサスペンション回りを壊してしまう。そのままチェッカーフラッグを受けて12位完走となった。本山は、「最後はポイント獲得も逃してしまい、後味の悪い結末となってしまいました。でもそれは今日限り忘れて、次のオートポリスで勝つことだけを考えたいと思います。必ずチャンピオンをとるつもりで攻めに行きます」とコメントした。
第7戦が終了した時点で、#23 GT-Rの本山/トレルイエ組はポイントランキング4位となった。しかし、第8戦オートポリスにはランキング上位3車よりも軽いウェイトで臨むことができる。2008年SUPER GTのチャンピオン争いは次戦で行方が明らかになりそうだ。


2008 SUPER GT第7戦GT500予選結果
順位 No. マシン ドライバー 予選1回目 予選2回目 Tire
1 3 YellowHat YMS TOMICA GT-R ロニー・クインタレッリ/横溝 直輝 1'45.128 1'44.548 BS
2 1 ARTA NSX ラルフ・ファーマン/伊沢 拓也 1'45.643 1'45.036 BS
3 6 ENEOS SC430 飯田 章/ビヨン・ビルドハイム 1'46.427 1'45.446 BS
4 23 XANAVI NISMO GT-R 本山 哲/ブノワ・トレルイエ 1'46.298 1'45.702 BS
5 35 宝山 KRAFT SC430 ピーター・ダンブレック/片岡 龍也 1'45.889 1'45.776 BS
6 36 PETRONAS TOM'S SC430 脇阪 寿一/アンドレ・ロッテラー 1'46.258 1'46.017 BS
7 22 MOTUL AUTECH GT-R ミハエル・クルム/柳田 真孝 1'45.936 1'47.059 BS
8 39 DENSO DUNLOP SARD SC430 高木 虎之介/アンドレ・クート 1'45.938 1'47.230 DL
9 12 カルソニック IMPUL GT-R 松田次生/セバスチャン・フィリップ 1'46.346 1'46.074 BS
10 38 ZENT CERUMO SC430 立川 祐路/リチャード・ライアン 1'46.522 1'46.143 BS
11 18 TAKATA 童夢 NSX 道上 龍/小暮 卓史 1'46.615 1'46.179 BS
12 100 RAYBRIG NSX 井出 有治/細川 慎弥 1'46.474 1'46.303 BS
13 17 REAL NSX 金石 勝智/金石 年弘 1'51.298 1'46.266 BS
14 25 ECLIPSE ADVAN SC430 土屋 武士/石浦 宏明 1'48.195 1'46.776 YH
15 24 WOODONE ADVAN Clarion GT-R J.P・デ・オリベイラ/荒  聖治 1'47.746 1'47.877 YH
16 32 EPSON NSX ロイック・デュバル/平中 克幸 1'46.949 計測できず DL
■タイヤ=BS:ブリヂストン/YH:ヨコハマ/DL:ダンロップ
 
2008 SUPER GT第7戦GT500決勝結果
Pos. No. マシン ドライバー Time/Diff Laps WH
1 3 YellowHat YMS TOMICA GT-R ロニー・クインタレッリ/横溝 直輝 1:55'19.682 63 +2
2 1 ARTA NSX ラルフ・ファーマン/伊沢 拓也 0'01.117 63  
3 36 PETRONAS TOM'S SC430 脇阪 寿一/アンドレ・ロッテラー 1'02.688 63 50
4 6 ENEOS SC430 飯田 章/ビヨン・ビルドハイム 1'05.148 63  
5 32 EPSON NSX ロイック・デュバル/平中 克幸 1'08.124 63 +1
6 35 宝山 KRAFT SC430 ピーター・ダンブレック/片岡 龍也 1'17.739 63 10
7 22 MOTUL AUTECH GT-R ミハエル・クルム/柳田 真孝 1'13.053 63 35
8 18 TAKATA 童夢 NSX 道上 龍/小暮 卓史 1'15.915 63 90
9 38 ZENT CERUMO SC430 立川 祐路/リチャード・ライアン 1'15.991 63 35
10 25 ECLIPSE ADVAN SC430 土屋 武士/石浦 宏明 1'16.174 63 +1
11 12 カルソニック IMPUL GT-R 松田次生/セバスチャン・フィリップ 1'16.574 63 50
12 23 XANAVI NISMO GT-R 本山 哲/ブノワ・トレルイエ 2'06.428 63 40
13 39 DENSO DUNLOP SARD SC430 高木 虎之介/アンドレ・クート 1Lap 62 +2
14 24 WOODONE ADVAN Clarion GT-R J.P・デ・オリベイラ/荒  聖治 1Lap 62 25
15 17 REAL NSX 金石 勝智/金石 年弘 1Lap 62  
16 100 RAYBRIG NSX 井出 有治/細川 慎弥 3Laps 60 50
GT500 規定周回数:44

■WH=ウェイトハンディキャップ(kg)=+1:性能引き上げ措置(1ランク)/+2:性能引き上げ措置(2ランク)
□GT500 Best Lap :1'46.643 : No.3 YellowHat YMS TOMICA GT-R (ロニー・クインタレッリ)
1'46.684 : No.23 XANAVI NISMO GT-R (ブノワ・トレルイエ)
1'46.846 : No.6 ENEOS SC430 (ビヨン・ビルドハイム)