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2008 SUPER GT第1戦 「SUZUKA GT 300km」
 
開催日 2008年3月15日(土)〜3月16日(日)
場所  鈴鹿サーキット
レース名  2008第1戦「SUZUKA GT 300km」 5,807km X 52周
参加台数  42台
天候  15日: 晴れ(16℃) 16日:晴れ(15℃)
観客動員数  15日:20,000人 16日:32,000人
出場車両
#23 XANAVI NISMO GT-R(本山哲/B.トレルイエ) GT500
#22 MOTUL AUTECH GT-R(M.クルム/柳田 真孝) GT500



3月16日(日)に鈴鹿サーキットでSUPER GT開幕戦が行われ、予選2位からスタートした「XANAVI NISMO GT-R」(#23 本山哲/ブノワ・トレルイエ)がレース中盤から首位に立ち、逃げ切って優勝。また、ポールポジションからスタートした「MOTUL AUTECH GT-R」(#22 ミハエル・クルム/柳田真孝)が2位に入り、NISSAN GT-Rはデビューレースで早くも1-2フィニッシュを達成。32,000名の観客がGT-Rの鮮烈なレースデビューを見届けた。

【公式予選】
3月15日(土)朝10時20分からのGT500の公式予選アタックタイムでは、「XANVI NISMO GT-R」(#23)のブノワ・トレルイエが2位の僚友「MOTUL AUTECH GT-R」(#22)を駆るミハエル・クルムが記録したタイムを0.6秒上回る驚異的なタイムで暫定首位を獲得。一方、SLは、午前中の予選よりも気温・路面温度が上がり、さらなるタイムアップには不向きな状態。しかし、トップ3のGT-R 3台のアタック合戦となると、土曜日にも関わらずNISSAN GT-Rの復活デビュー戦を目撃するために集まった日産ファンの興奮は頂点に達していた。

9番手スタートのミハエル・クルムの「MOTUL AUTECH GT-R」(#22)は、激しくプッシュし、自己タイムを約1秒縮めるスーパータイムをたたき出した。このあと、ブノワ・トレルイエ(#23 XANAVI NISMO GT-R)の反攻に注目が集まったが、アタック周回の序盤にわずかにタイムロスすると、終盤までそれをカバーすることが叶わず、#22 GT-Rのポールポジションが確定。同時にNISSAN GT-Rの予選1-2-3位独占も決定した。


【決勝レース】

春らしい日差しの中、14時にNISSAN GT-Rセーフティカーに先導された42台のGTマシンがフォーメーション走行をスタート。1周の後、52周の決勝レースが始まった。スタートの後最初にコントロールラインを越えたのは、ポールシッターの#22 GT-Rであった。クルムは僚友トレルイエがドライブする#23 GT-Rを従え、序盤から他を寄せつけない力強さを発揮。2台は速いペースで周回を重ね、20周終了時には後続との差を約4秒強に広げていた。その後、2台は相次いでピットイン。それぞれ柳田と本山に交代した。1周後にピットインした柳田は、ややハード目のタイヤをチョイスしたこともあり、タイヤ温度をあげるのに時間がかかっていた。そこへ先にピットアウトしてタイヤを暖め終えていた本山が接近し、ヘアピンで柳田の前に出ると一気にパッシング。GT-R同士の1-2位の体制は、この時点で逆転となった。

本山と柳田のNISSAN GT-Rによる1-2フォーメーションはその後も他の追従を許さず、そろって52周目のフィニッシュラインを駆け抜けた。5年ぶりにサーキットに戻って来たGT-Rは復活にふさわしい結果を残した。




#23 本山哲のコメント
「GT-Rのデビューという特別なレースで、どうしても勝たなくてはならないというプレッシャーはあったが、クルマは最高に素晴らしく、チームのモチベーションも高かったので、行ける(勝てる)と思っていた。ブノワ(トレルイエ)とのコンビネーションは、お互いの良いところを発揮できれば最強だと思っていたのでそれが証明でき、自信となった。GT-Rのデビューレースで優勝できて本当に嬉しいです」

#23 ブノワ・トレルイエのコメント
「クルマとチームは、金曜日の練習走行も、フリー走行も、もちろん決勝レースも文句なしにパーフェクトでした。ただし、僕がミスしてしまいポールポジションを逃したスーパーラップだけが唯一残念な結果でした。これからのレースは少し大変になるかもしれませんが、GT-Rは強いのでまた勝てるチャンスはあると思います。」

#22 ミハエル・クルムのコメント
「クルマはとても調子が良く、決勝レースでもとても良い走りができた。優勝できなかったのは残念ですが、また次回優勝を狙います」

#22 柳田真孝のコメント
「本山さんに抜かれてしまったのは悔しいですが、あれ以外は僕も良いドライビングができたと思います。久しぶりの表彰台なので、本当に嬉しいです」

ニスモ飯嶋監督のコメント
「皆さんご声援ありがとうございました。おかげさまで、当初から掲げていたGT-Rのデビューウィンという公約が果たせて大変嬉しいです。ニスモの2台は大変良くやってくれました。2台が逆転したのは、本山が経験を生かして上手く前に出たということ。柳田も素晴らしい走りだったと思います。観客席のファンの皆様にも心からお礼を申し上げます。本当にありがとうございました」

2008 SUPER GT第1戦GT500予選結果
順位 No. マシン ドライバー 予選1回目 SuperLap Tire
1 22 MOTUL AUTECH GT-R ミハエル・クルム/柳田 真孝 1'52.165 1'51.163 BS
2 23 XANAVI NISMO GT-R 本山 哲/ブノワ・トレルイエ 1'51.542 1'51.430 BS
3 12 カルソニック IMPUL GT-R 松田 次生/セバスチャン・フィリップ 1'52.378 1'51.562 BS
4 36 PETRONAS TOM'S SC430 脇阪 寿一/アンドレ・ロッテラー 1'52.705 1'52.270 BS
5 38 ZENT CERUMO SC430 立川 祐路/リチャード・ライアン 1'53.000 1'52.821 BS
6 18 TAKATA 童夢 NSX 道上 龍/小暮 卓史 1'52.860 1'52.910 BS
7 32 EPSON NSX ロイック・デュバル/平中 克幸 1'53.079 1'53.221 DL
8 24 WOODONE ADVAN Clarion GT-R J.P・デ・オリベイラ/荒  聖治 1'52.963 1'53.230 YH
9 100 RAYBRIG NSX 井出 有治/細川 慎弥 1'53.611 1'53.711 BS
10 1 ARTA NSX ラルフ・ファーマン/伊沢 拓也 1'53.116 No Iime BS
11 3 YellowHat YMS TOMICA GT-R ロニー・クインタレッリ/横溝 直輝 1'53.747   BS
12 17 REAL NSX 金石 勝智/金石 年弘 1'53.783   BS
13 6 ENEOS SC430 伊藤 大輔/ビヨン・ビルドハイム 1'54.104   BS
14 25 ECLIPSE ADVAN SC430 土屋 武士/石浦 宏明 1'54.143   YH
15 35 宝山 KRAFT SC430 ピーター・ダンブレック/片岡 龍也 1'54.284   BS
16 39 DENSO DUNLOP SARD SC430 高木 虎之介/アンドレ・クート 1'54.873   DL
■タイヤ=BS:ブリヂストン/YH:ヨコハマ/DL:ダンロップ
 
2008 SUPER GT第1戦GT500決勝結果
Pos. No. マシン ドライバー Time/Diff Laps WH
1 23 XANAVI NISMO GT-R 本山 哲/ブノワ・トレルイエ 1:44'03.977 52  
2 22 MOTUL AUTECH GT-R ミハエル・クルム/柳田 真孝 0'00.854 52  
3 36 PETRONAS TOM'S SC430 脇阪 寿一/アンドレ・ロッテラー 0'25.551 52  
4 38 ZENT CERUMO SC430 立川 祐路/リチャード・ライアン 0'32.757 52  
5 24 WOODONE ADVAN Clarion GT-R J.P・デ・オリベイラ/荒  聖治 0'47.966 52  
6 35 宝山 KRAFT SC430 ピーター・ダンブレック/片岡 龍也 1'12.218 52  
7 18 TAKATA 童夢 NSX 道上 龍/小暮 卓史 1'23.777 52  
8 17 REAL NSX 金石 勝智/金石 年弘 1'37.516 52  
9 6 ENEOS SC430 伊藤 大輔/ビヨン・ビルドハイム 1'42.861 52  
10 32 EPSON NSX ロイック・デュバル/平中 克幸 1'45.416 52  
11 25 ECLIPSE ADVAN SC430 土屋 武士/石浦 宏明 1Lap 51  
12 39 DENSO DUNLOP SARD SC430 高木 虎之介/アンドレ・クート 1Lap 51  
13 100 RAYBRIG NSX 井出 有治/細川 慎弥 1Lap 51  
14 1 ARTA NSX ラルフ・ファーマン/伊沢 拓也 5Laps 47  
15 3 YellowHat YMS TOMICA GT-R ロニー・クインタレッリ/横溝 直輝 11Laps 41  
GT500 規定周回数:36
  12 カルソニック IMPUL GT-R 松田 次生/セバスチャン・フィリップ 17Laps 35  

■WH=ウェイトハンディキャップ(kg)=+1:性能引き上げ措置(1ランク)/+2:性能引き上げ措置(2ランク)
□GT500 Best Lap :1'56.136 : No.12 カルソニック IMPUL GT-R (松田 次生)
1'56.957 : No.32 EPSON NSX (平中 克幸)
1'57.046 : No.24 WOODONE ADVAN Clarion GT-R (J.P・デ・オリベイラ)