2007 SUPER GT第3戦 「FUJI GT 500km RACE」
開催日 2007年5月3日(木)〜5月4日(金)
場所 富士スピードウェイ
距離 4.563km X 109周
参加台数 45台
天候 3日: 晴れ(20℃) 4日:晴れ(25℃)
観客動員数 54,800名
出場車両
#23 XANAVI NISMO Z(本山哲/R.ライアン) GT500
#22 MOTUL AUTECH Z(M.クルム/松田次生) GT500
 
5月4日(金)、晴天の富士スピードウェイ(静岡県駿東郡、1周4.563km)でSUPER GT第3戦決勝レースが行われ、予選11位からスタートした「XANAVI NISMO Z」(#23 本山哲/リチャード・ライアン)が優勝。同13位の「MOTUL AUTECH Z」(#22 ミハエル・クルム/松田次生)が2位に入り、5万4800人の大観衆が見守る中、V 8自然吸気エンジン搭載の日産フェアレディZ(GT500)が1-2フィニッシュを飾った。
【公式予選】
ゴールデンウィーク真只中の5月3日(木)、SUPER GT第3戦の公式予選が行われた。今回は、今秋F-1グランプリが開催されることになっている富士スピードウェイが舞台。パドック裏には既にホスピタリティ・スイートの建物が建てられ、コースサイドのあちこちに追加の観戦スタンドが設置されている。この日は朝から好天に恵まれたため、多くのレースファンが富士スピードウェイに集まった。公式予選がスタートした午前10時20分時点の気温は19度、路面温度は30度であった。
GT500クラスには16台が参加。日産勢は、「XANAVI NISMO Z」(#23 本山哲/リチャード・ライアン組)、「MOTUL AUTECH Z」(#22 ミハエル・クルム/松田次生)の2台に加え、「YellowHat YMS モバHO! TOMICA Z」(#3 セバスチャン・フィリップ/柳田真孝)、「カルソニック インパルZ」(#12 ブノワ・トレルイエ/星野一樹)、「WOODONE ADVAN Clarion Z」(#24 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ/荒聖治)の3台も全てV型8気筒自然吸気エンジンを搭載した2007年モデルとなった。それぞれ2週間前にシェイクダウンしたばかりの新車だ。
GT300の専有時間に続いて、GT500のアタックタイムとなった。ニューカーの#3 Z、#24 Zの2台は、序盤から積極的に周回しマイレージを重ねた。そして、残り時間が10分をきった頃からほとんどのマシンがほぼ同時にアタックモードに突入した。10kgのハンディウェイトを積む#23 Zは、エースの本山がアタックを担当。計測3周目に1分34秒582のベストタイムを記録した。しかし、SC430勢、ホンダNSX勢が次々にベストタイムを更新、本山のタイムは11番手となった。前戦岡山で3位に入ったため20kgのハンディウェイトを積んだ#22 Zは13番手であった。
【決勝レース】
気温25度、路面温度38度と初夏を思わせる好天のもと、午後2時5分にフォーメーションラップがスタート。2周のフォーメーション走行の後、109周500kmの決勝レースが始まった。後方スタートながらトラブルにも巻き込まれず、#23 Zは本山が3周目には8位、20周目には5位へと順調に順位を上げていった。しかし、長丁場に備えてセーブしたこともあって一時的にペースを落とし、7位でライアンに交代した。ライアンも当初はGT300車両に囲まれてポジションアップのタイミングがつかめなかったものの、コース上で起きた他車のクラッシュ・炎上アクシデントによる赤旗中断を経てレースが再スタートとなると、パフォーマンスを一気に発揮。3位のポジションを確保し、さらに2度目のピットイン直前には暫定首位に浮上した。再びステアリングを握った本山は、追従するチームメイトの#22 Z(松田)とのバトルを制すると、トップを独走。その後一度も他車にポジションを脅かされることなく109周目のチェッカーフラッグをトップで駆け抜け、今季初優勝を遂げた。同様に序盤から確実に順位をあげていった#22 Zは、スターティングドライバーのクルムが48周目には2位となった。その後レース中断を経ても2位を維持。その時点で首位を走っていた#18 NSXを69周目に捉え、首位で2度目のピットに入って松田に交代した。短いピットイン時間によって1位でレースに戻った#23 Zの後に続き、松田は前に出る機会をうかがった。逆転は叶わなかったもののその後の周回でも松田は本山に引けを取らない力強い走りを見せ、わずか2秒差の2位でフィニッシュラインを越えた。前戦の岡山で3位入賞している#22 Zは2戦連続での表彰台獲得。ドライバーズ選手権ポイントでは開幕戦で2位、今回優勝の本山、ライアンがともにランキング1位、クルム、松田のふたりは同2位となった。チームポイントでは、#22NISMOと#23NISMOは同点首位。
 
|