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第7戦・鈴鹿サーキット 11月20日(土)〜21日(日)
 
G'ZOX・SSR・ハセミZ シーズン最終戦で3位表彰台!

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 大人気のJGTCこと全日本GT選手権も、ついに最終戦を迎えることとなりました。G’ZOXが長谷見昌弘監督率いる『ハセミモータースポーツ』とともに挑む、今季最後のレースの舞台となったのは三重県・鈴鹿サーキット。ご存知のとおりF1GPも開催される、国際的にも高く評価されているサーキットです。それだけに、1年間の締めくくりを飾るには格好の舞台と言えるでしょう。

 今回のG’ZOX・SSR・ハセミZは、予選2番手からスタートを切り、終始三つ巴での激しいトップ争いを繰り広げました。一時はトップにも躍り出た後、3番手に後退してしまいますが、今季2度目の表彰台を獲得。その結果、ランキングも4位でシーズンを終えることとなりました。

 前回のオートポリスでは6番手から決勝に挑み、躍進が大いに期待されましたが、スタート直後の1コーナーでアクシデントに巻き込まれ、コースアウトを喫してしまいました。何とか復帰なってレース続行を目指したのですが、そのコースアウトの際にウォーターラインが破損。それに起因するエンジントラブルのため、無念のリタイアを喫してしまいました。もう、あんな悔しい思いはしたくはありません。そこでマシンは徹底的に修復され、より精度を高めて仕上げられることに。なおかつドライバーのみならず、スタッフのすべてが気を引き締め直して、鈴鹿に臨むこととなりました。

 金曜日に行われた専有走行1回目は、セミウェットと言うべきコンディションから開始されます。すでに雨はやんでいるのですが、日は照らず気温も上がらないため、ここでは最後まで路面が乾くことはありませんでした。この難しい状況の中、G’ZOX・SSR・ハセミZは、まずは4番手からの好発進。2回目も途中、雨に見舞われますが、すぐにやんでGT500単独のセッションではほぼドライコンディションに。終了間際には予選さながらのアタック合戦が繰り広げられました。その結果、G’ZOX・SSR・ハセミZは3番手につけ、万全の状態で本戦に挑めることが確認されます。

 予選は一転して、素晴らしい好天に恵まれました。もちろん、前日までとはコンディションは大幅に異なるものの、そこはハセミモータースポーツの豊富な経験、データが生かされることに。幸か不幸か、前回のリタイアによってウエイトハンディも30kgにまで軽減されていることもあって、予選上位どころかポールポジションも狙う構えです。なお、今回のタイムアタック担当は金石年弘選手。若手ドライバーならではの集中力、一発の速さに期待が込められます。

 まずは1回目。ここでG’ZOX・SSR・ハセミZは3番手につけたものの、タイム的にはトップからコンマ8秒遅れと今ひとつ。そこで2回目には大幅なセッティング変更が施されることとなりました。これが功を奏し、金石選手も「ほぼ完璧」と語るまでの状態に。コンディションの向上も確認したことから、ラスト3分には壮絶なアタック合戦が繰り広げられました。残念ながら最後のアタックラップに金石選手はスプーンコーナーで他のクルマに引っかかってしまい、わずかにタイムをロスしてしまいますが、1分54秒770を記録して2番手に。あと一歩のところでポールを取り逃しましたが、十分に優勝を狙えるポジションから決勝に挑むこととなりました。

 決勝当日も天候は上々。レースを想定したセッティングで挑んだ早朝のフリー走行でも、G’ZOX・SSR・ハセミZは3番手に。タイム的には文句ないものの、「一発はいいけれど、決勝のことを思えば、やや安定感に欠けるような気がする」と金石選手。そこでチームは妥協することなく、さらにセッティングの煮詰めにかかります。

 今回、決勝レースのスタートはエリック・コマス選手が担当。前回の例を挙げるまでもなく、混乱が最も起こりやすい序盤をベテランの豊富な経験で乗り越えてもらおうというのが狙いです。今回は役割分担をしっかり分け、それぞれにベストを尽くしてもらおうと。そんな期待に見事コマス選手が応えます。36,500人もの大観衆が息を飲んで見守る、注目のスタートで好スパート。トップに立つこと許されなかったとはいえ、もちろんのこと2番手をキープ、そして前に遅れることなくレースを開始します。

 トップを行くのはWOODONEトムススープラ。これを追いかけながら、背後にはカルソニックIMPUL Zが続くという、息詰まる展開が繰り広げられますが、コマス選手は少しもミスを犯すことなく、同じZの逆転をまったく許しません。と同時に、トップも射程距離に留めたまま周回を重ねていきます。前後を走るクルマが早めにピットに戻ったこともあり、26周目からG’ZOX・SSR・ハセミZはトップを走行。その瞬間、スタンドからは熱い声援が送られました。そして、27周目にコマス選手はピットイン。ただし、これは作戦どおりの展開ではありませんでした。無線にトラブルがあって、実はピットとの意思疎通に失敗していたのです。

 ピットワークは素早く、ロスもライバルと遜色ないレベルでチームは金石選手をコースに送り出したものの、すでにタイヤが温まっていたカルソニックIMPUL Z、WOODONEトムススープラに対する分の悪さは正直言って否めない事実でした。そのため、G’ZOX・SSR・ハセミZは3番手に後退。それでもWOODONEトムススープラとは、激しい2番手争いを演じます。逆転を狙い、しきりにプレッシャーをかけ続ける金石選手。その甲斐あって、時に差を詰めることとなるのですが、相手もなかなか決定的なミスを犯してはくれません。逆転の決め手を欠いたまま周回は重ねられていき、結局G’ZOX・SSR・ハセミZは3位でのフィニッシュを果たすこととなりました。

 しかし、この3位入賞の結果、いったんは6位にまで落としてしまったランキングを4位に返り咲かせることに。ハセミモータースポーツのGT500復帰初年度としては、100%満足というわけにはいきませんが、まずまずの成果でシーズンを終えることになりました。

直な心境を述べるならば、勝てるレースは何度かあったのは事実です。そのチャンスを生かすことができなかったのは、甚だ遺憾ではありますが、絶えず全力を尽くしてきたことはご理解いただけたことと思います。この思いは、新たなるシーズンに対し、逆襲への誓いとなることでしょう。是非とも、みなさまにはより一層のご声援をよろしくお願いします。

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長谷見昌弘監督のコメント
 「最終戦は車の仕上がりが良く、リストリクターの1ランク大きいWOODONEトムススープラ・カルソニックIMPUL Zと互角に渡り合えた。結果は3位だけれどドライバーを含めスタッフも良くやってくれた。ピットストップのタイミングに遅れがあったが、それには色々な理由が重なってしまい、仕方なかったかなと思っている。今年応援して頂いたスポンサー並びにニスモに感謝したいと思います。またランキング4位に留まった原因は全て解っているので、来年はチャンピオン目指して頑張ります。」



金石年弘選手のコメント

「今回予選アタッカーを務めました。午後のセッションではマシンはほぼ完璧な状態でアタックできました。結果は2位でしたが1位のWOODONEトムススープラはリストリクター径拡大の救済措置を受けた車両だったので自分自身としては満足しています。決勝は序盤エリックさんが頑張ってくれて2位をキープしていたのですが、ピットインのタイミングが遅く僕の時は3位を走行する事になってしまいました。最後に前の2台に追いつくことが出来ましたが、そのまま終わってしまいました。もうちょっと早く追いついて勝負したかったのですが残念です。次のアメリカは今年最後のレースなので、いいレースで締め括りたいです。」



エリック・コマス選手のコメント
「マシンは良かったのですが、ピットインのタイミングがちょっと遅すぎました。それがなければ優勝も可能だったと思います。でも、僕もレースをエンジョイし、トシヒロもいい仕事をしてくれましたし、表彰台に立てて嬉しいです。今シーズンは新しいチーム、新しいチームメイトと色々なチャレンジをする1年となりました。ベストを尽くしてくれた長谷見監督、スタッフ、そしてスポンサーの皆様へ心から感謝しています。」

GT500クラス
順位 NO. ドライバー マシン Time/Diff BEST LAP タイヤ WH
1 12 B.トレルイエ/井出有治 カルソニック IMPUL Z 1:45'47.291 1'57.970 BS 40(+1)
2 36 土屋武士/M.アピチェラ WOODONE トムススープラ 0'02.059 1'57.990 BS 10(+1)
3 3 金石年弘/E.コマス G'ZOX・SSR・ハセミ Z 0'03.118 1'58.231 BS 30
4 38 立川祐路/荒 聖治 auセルモスープラ 0'26.885 1'58.654 BS 50
5 32 松田次生/A.ロッテラー EPSON NSX 0'28.845 1'58.974 BS 30(+2)
6 37 J.コートニー/片岡龍也 DYNACITY トムス スープラ 0'54.310 1'58.957 BS 40
7 1 本山 哲/R.ライアン ザナヴィ ニスモ Z 1'08.045 1'59.637 BS 120
8 39 J.デュフォア/A.クート デンソー サード スープラGT 1'08.452 1'59.264 BS 70
9 100 中野信治/加藤寛規 RAYBRIG NSX 1'52.208 2'00.273 BS +2
10 25 織戸 学/D.シュワガー ECLIPSE ADVAN スープラ 1'54.766 2'00.347 YH 50(+1)
11 8 金石勝智/伊藤大輔 ARTA NSX 1Lap 2'00.464 BS +2
12 18 道上 龍/S.フィリップ TAKATA童夢NSX 1Lap 2'00.019 BS +2
13 62 柴原眞介/密山祥吾 Vemac R&D DUNLOP 408R 2Laps 2'03.401 DL  
14 21 光貞秀俊/植松忠雄 フェラーリ 550GTS マラネロ 3Laps 2'02.578 DL  
15 88 山西康司/WADA-Q JLOC ムルシエRG-1 4Laps 2'04.466 DL  
16 35 服部尚貴/脇阪薫一 イエローハットYMSスープラ 5Laps 1'58.951 DL 20
以上完走(GT500:36Laps)
  6 脇阪寿一/飯田 章 エッソウルトラフロー スープラ 18Laps 1'59.999 BS 100
  22 影山正美/M.クルム モチュール ピットワーク Z 20Laps 1'59.224 BS 70

タイヤ=BS:ブリヂストン/YH:ヨコハマ/DL:ダンロップ
WH=ウェイトハンディキャップ(kg)/ +1・+2:性能引き上げ措置(1ランク・2ランク)
参加台数:43台 出走台数:43台 完走台数:40台
□ベストラップ GT500 No.12 ブノワ・トレルイエ 1'57.970

GT500クラス ポイントランキング
順位 NO. ドライバー マシン タイヤ Total Behind
1 1 本山 哲/R.ライアン ザナヴィ ニスモ Z BS 73 -
2 39 J.デュフォア/A.クート デンソー サード スープラGT BS 61 -12
3 6 脇阪寿一/飯田 章 エッソウルトラフロー スープラ BS 57 -16
4 3 金石年弘/E.コマス G'ZOX・SSR・ハセミ Z BS 50 -23
5 38 立川祐路/荒 聖治 auセルモスープラ BS 45 -28
6 37 J.コートニー/片岡龍也 DYNACITY トムス スープラ BS 44 -29
7 36 土屋武士/M.アピチェラ WOODONE トムススープラ BS 43 -30
8 32 松田次生/A.ロッテラー EPSON NSX BS 42 -31
9 22 影山正美/M.クルム モチュール ピットワーク Z BS 39 -34
10 35 服部尚貴/脇阪薫一 イエローハットYMSスープラ DL 37 -36
11 12 B.トレルイエ/井出有治 カルソニック IMPUL Z BS 35 -38
12 25 織戸 学/D.シュワガー ECLIPSE ADVAN スープラ YH 31 -42
13 100 中野信治/加藤寛規 RAYBRIG NSX BS 9 -64
14 18 道上 龍/S.フィリップ TAKATA童夢NSX BS 6 -67
15 8 金石勝智/伊藤大輔 ARTA NSX BS 2 -71