■大分県:オートポリス
■観客:8月5日(土) 9,132人 8月6日(日) 20,227人
■8月5日(土) 予選 天候:晴れ/ドライ 気温28℃
第11戦決勝 天候:晴/ドライ 気温28℃
■8月6日(日) 第12戦決勝 天候:晴/ドライ 気温28℃
全日本F3選手権の第11・12戦が大分県・オートポリスで開催、G’ZOXがサポートする「Honda TEAM 無限」の塚越広大選手は、全日本F3初開催となるコースに、エンジン、車体ともにセッティングが合わず苦戦を強いられるも、第12戦で4位を獲得。貴重なシリーズポイントを上乗せすることに成功した。
【公式予選】
前戦鈴鹿では圧倒的な速さを見せた塚越選手。チームは高地にあるオートポリスにあわせた空力パーツなどを用意し木曜からの走行に臨んだが、思うような効果を発揮することが出来ず、ライバルに差をつけられたまま予選を迎えた。
路面状況と気温の影響で、非常にタイヤに厳しいコンデシションとなる中、1〜2周のアタックに各選手が勝負をかける展開となる。
第11戦予選、塚越選手はセッション中盤にコースイン、1周目に全体のトップタイムをマークし翌周もタイムを更新するが「かなりミスをした」というように、最後は他車がタイムを更新し塚越選手は残念ながら4番手にとどまる。ポールポジションはライバル大嶋和也選手(TDP TOM'S F305)が獲得した。
第12戦予選まで10分のインターバルに、チームは路面状況を考慮しセッティングを変更、最後のアタックでタイムアップを果たし、1ポジションUPの3番グリッドを獲得。ポールポジションは2戦連続で大嶋選手が獲得した。
【第11戦決勝】
気温28℃路面温度38℃と予選とほぼ同じ条件下の中、レースがスタート。塚越選手の4番グリッドは路面が汚れており、それを意識し過ぎたのかホイールスピンして出遅れ、1コーナーまでに3台に抜かれ7番手に後退。前をいくエイドリアン・スーティル(DHG TOM'S F305)を追うが、近づくと空力のバランスが崩れダウンフォースを失う厳しい状況。ラインを変えたり間合いを取ったりしたものの、結局攻略の糸口をつかめないままレースは終了、塚越選手は7位でゴール。優勝はポールポジションの大嶋選手だった。
【第12戦決勝】
翌6日に行われた第12戦、スタートでの動き出しがいまひとつの塚越選手は2台にパスされ1コーナーへ進入。しかしここでイン側のポジションをとった塚越選手は1台抜き返し4位で1周目を終了。前をいくスーティル選手を追うが、トラブルでピットインしていたファビオ・カルボーン選手(Three Bond)が4周目に間に入り、さらに再びスローダウンした際に塚越選手は巻き込まれタイムロス、スーティル選手との差が3秒ほどまで広がってしまう。しかし、過酷な条件下で他車がラップタイムを落とす中、ペースを上げ続けた塚越選手はスーティル選手との差をつめ意地を見せる。結局抜くまでには至らなかったものの、4位入賞を果たした。優勝はロベルト・ストレイト選手(INGING F306)だった。
チームは「高地のオートポリスでエンジンも空力も良くない状況では、次回の富士スピードウェイの苦戦も予想される」としているが、塚越選手は「課題のスタートを克服したい」とあくまでも前向きな姿勢。ぜひとも塚越選手の努力の成果に期待したい。