塚越広大選手のワンマンショー、圧倒的な速さで初優勝を飾る!
■2006全日本F3選手権シリーズ 第9・10戦
三重県:鈴鹿サーキット
■開催日/7月8日(土)、9日(日)
■天候
8日:[予選]
晴れ/ドライ [第9戦決勝]
曇/ドライ
9日:[第10戦決勝]
曇りのち雨/ドライ→ウエット
■開催場所/三重県:鈴鹿サーキット
■観客/8日:10,000人 9日/17,000人
全日本F3選手権の第9・10戦が三重県・鈴鹿サーキットで開催、G’ZOXがサポートする「Honda TEAM 無限」の塚越広大選手は両レースでポールポジションを獲得し、第9戦ではスタートから他を圧倒する速さで独走態勢を築き上げ見事全日本F3初優勝を飾った。
【公式予選】
速さをみせるもなかなか結果に結びつかないレースが続く塚越選手。シリーズも中盤戦となり、今期2回目となる鈴鹿でのレースには背水の陣でのぞんだ。塚越選手は第9戦予選開始早々トップタイムをマーク。以降もその座を譲ることなく3度目となるポールポジションを獲得した。続く第10戦も塚越選手の速さは変わらず、初となる2戦連続ポールポジション。両レースとも同じ童夢シャシー/無限エンジンのマシンを駆る伊沢拓也選手(Honda・戸田FIGHTEX)も2位に付け、シャシー、エンジン共に高いレベルでまとまっていることを証明した。
【第9戦決勝】
ドライコンディションの中おこなわれた第9戦。塚越選手の注目のスタートはややホイールスピンが多く、2番手の伊沢選手に一瞬並びかけられるが、1コーナーではトップをキープ、逆に伊沢選手はロベルト・ストレイト選手(INGING F306)に交わされ順位を落とす。しかし2周目には伊沢選手が2番手に浮上。僅差で後続が続く展開となった。
一方、塚越選手は後方で続くバトルを一切気にすることなく自分の走りに集中し、毎周ファーステストラップを更新。7周目には5.238秒差までリードを広げた。8周目に一旦ペースが下がったものの、再びタイムを上げ9周目に1'58"562とファーステストラップを更新。独走状態となるが全くペースを落とすことなく、最終ラップもコース前半部分でベストタイムをマーク。最後は伊沢選手に8.290秒差をつけ見事嬉しいF3初優勝を飾った。
【第10戦決勝】
上空は雲に覆われ通り降雨を予感させる中、13時に第10戦のスタートを迎えた。ポールポジションの塚越選手はなんとエンジンストール。伊沢選手がトップで1コーナーに入っていくのと対照的に最後尾近くまで順位を落としてしまった。
1周目を12番手で戻ってきた塚越選手はここから怒涛の追い上げをスタート、4周目にジョニー・リード選手(INGING F306)を130R内側の縁石を豪快にまたぎながらパス、続いて安岡秀徒選手(TDP TOM'S F305)もかわし、翌周にはストレイト選手を130Rでパス。7番手に順位を上げてファビオ・カルボーン選手(ThreeBond)の背後に迫る。ここからしばらく膠着状態が続いたが、12周目にカルボーン選手と塚越選手が5番手の石浦宏明選手(広島トヨタ ダラーラ F305)に追いついた頃に雨が降りだし、4番手のエイドリアン・スーティル選手(DHG TOM'S F305)をはじめ、コースアウトする車両も続出。13周目にカルボーン選手と塚越選手が石浦選手をパス。15周目の1コーナーで塚越選手はついにカルボーン選手を攻略。すぐさま2番手集団のマルコ・アスマー(ThreeBond)選手と大嶋和也選手(TDP TOM'S F305)、の背後に迫った。16周目のスプーンコーナーで大嶋選手がコースアウト。これで塚越選手は表彰台圏内まで浮上。塚越選手の背後に迫ったスーティル選手と3台が接近戦のままファイナルラップに突入。バックストレートで3台横並びになる中、130Rで塚越選手がアスマー選手をパス、2位でチェッカーを受けた。
スタートでの失敗があまりに惜しまれたが、観客は塚越選手の追い上げを大いに称えていた。
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