塚越広大選手、他を圧倒する速さをみせるも結果につながらず
■2006全日本F3選手権シリーズ 第3・4戦 鈴鹿サーキット
■開催日/4月15日(土)、16日(日)
■天候/15日:[予選] 雨(ウエット)[決勝]曇り(セミウエット)16日/晴れ(ドライ)
■開催場所/三重県鈴鹿サーキット
■観客/15日/13000人 16日/29000人

全日本F3選手権は三重県・鈴鹿サーキットへと舞台を移し、第3・4戦が開催された。G’ZOXがサポートする「Honda TEAM 無限」の塚越広大選手は前戦から続くウェットコンディションでのパフォーマンス不足を解消することが出来ず予選で下位に沈み、決勝でもファーステストラップをマークするなど速さはみせたものの、結果を残すことができなかった。
塚越選手にとって鈴鹿サーキットはSRS-F〜フォーミュラドリームと技術を磨いてきたいわばホームコース。当然事前テストでもトップタイムをマークするなど自信を持ち、またチームも新スペックのエンジンを投入するなど必勝体制でレースに臨んだ。
4月15日の予選日は朝から降雨。チームはマシンにウエットセッティングを施し塚越選手をコースに送り出す。第3戦予選では雨量がそれほど多くないため、溝の浅くなったレインタイヤを装着。タイムアタックに挑むもトップから1.6秒差の5番手。第4戦予選でチームは、前回から続くウェット路面での不振を検証すべく新品のレインタイヤをチョイス。しかし序盤こそ雨量が多かったものの終盤にはラインが見えるほど乾く路面状況となり塚越選手はトップから1.6秒差の10位に沈んでしまう。
フォーミュラニッポンの予選後には、雨は止み路面はほぼドライコンディションに。決勝前のフリー走行では塚越選手はトップタイムをマーク、逆襲を胸に5番グリッドからレースをスタートする。しかし、意気込みが空回りしたのかスタートをミス。そして2コーナーでエイドリアン・スーティル選手の後輪に接触し、フロントウィングを破損、ピットでの修復を余儀なくされてしまう。一旦は最後尾まで順位を落とすが12位まで挽回しチェッカーを受けた。
翌日の第4戦は晴天となりドライコンディション。8番グリッドの池田大祐選手がピットスタートとなり、10番手の塚越選手はスタートで前方グリッドが空くという幸運に恵まれ、1周目を終えると7番手にポジションアップ。3番手争いの集団につけるが、3周目のダンロップコーナーで前車に接近しすぎた影響で、ダウンフォースを失いコースアウト。幸いにクラッシュは免れたものの、12番手までポジションを落とすことに。
その後は他を圧倒する好タイムを連続してマーク、全体のファーステストラップも記録するなどハイペースでオーバーテイクを重ねて9位でチェッカー。マシンは絶好調であっただけに、塚越選手にとっては痛い経験となったに違いない。
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