2004年全日本F3選手権の第19&20戦が栃木県・ツインリンクもてぎで開催された。G'ZOXがサポートするM-TECからは、ファオ・パオロ・デ・オリベイラ選手に加え、今シーズンイギリスF3で優勝経験のあるダニー・ワッツ選手がスポット参戦し、2台体制で最終戦に望んだ。第19戦でオリベイラ選手が見事ポールtoウィン、今年6勝目を挙げ最後のラウンドを締めくくった。
シリーズもいよいよ最終戦、2台エントリーが増え全16台で争われた。第19戦予選、各車積極的にタイムアタックを行い次第にタイムアップしていく中、ラスト3分になるとトップタイムもめまぐるしく入れ替わる。そんな中オリベイラ選手がラストラップに1分17秒120のコースレコードをマークしポールポジションを獲得した。
10分間のインターバルをおいて第20戦の予選が開始、オリベイラ選手は先ほど自身がマークしたレコードタイムを上回る1分46秒876をマーク。46秒台での攻防となる中、山本左近選手(TOM'S)が1分46秒713でトップに踊り出る。オリベイラ選手は再度アタックを行なったがタイム更新ならず2番手となった。ワッツ選手も初めてのコースながら、走るたびにタイムアップ、11位/7位グリッドから決勝に望むことになった。
第19戦決勝。全車きれいなスタートで1コーナーへ。オリベイラ選手はトップを快走していく。2番手を走る武藤英紀選手(TODA RACING)がトラブルでストップした後は山本選手がオリベイラ選手に迫ってくるも、巧みにペースをコントロールし見事ポールtoウィン。今シーズン6勝目を飾った。ワッツ選手は追い抜きの難しいもてぎながら、11位スタートから大きくジャンプアップ、全日本F3初戦で6位入賞を果たした。
第20戦、いよいよ今年のファイナルレースを迎え、各選手とも気合充分。しかし気合が空回りしたのかオリベイラ選手はスタート直後の3コーナーでトップの山本選手に追突。フロントウィングを破損し戦列を離れることになってしまった。ワッツ選手は6位入賞。レースウィークの限られた時間の中、マシンセッティングをきっちりまとめて、着実に結果を残した。
|