2004年全日本F3選手権の第17&18戦が山口県・MINEサーキットで開催された。G'ZOXがサポートするファオ・パオロ・デ・オリバイラ選手(Honda・M-TEC F106)は、逆転タイトルをかけて望んだ第17戦で大クラッシュ。しかし大事には至らなかったものの、ドクターストップによって第18戦に出走が許されず、シリーズチャンピオンは2連勝を挙げたR・クインタレリ選手(INGING)が獲得した。
シリーズもいよいよ大詰め、前回の連勝によってオリベイラ選手とトップのクインタレリ選手とのポイント差は10点にまで縮まった。オリベイラ選手とチームM-TECは残り4レースでの逆転タイトルも狙える位置で、美祢での天王山に挑んだ
予選でもタイトルを争うオリベイラ選手とクインタレリ選手の一騎打ち。17戦の予選ではクインタレリ選手が1位、オリベイラ選手も2位でその差はわずか。18戦の予選でもクインタレリが1位。オリベイラ選手はスピンを喫し3位だったが、マシンの仕上がりに自信を持って、レースに挑んだ。
20周で行なわれる第17戦、スタートはポールスタートのクインタレリ選手、オリベイラ選手ともに譲らず1コーナーへ。予選同様他車を寄せ付けず二人の一騎打ちに。必死に逃げるクインタレリ選手に追うオリベイラ選手、1秒以内での二人の攻防戦が13周にわたって続いたが、意外な形でその幕が下りることに。
クインタレリ選手の背後につけていたオリベイラ選手は、13周目にタイトな第1ヘアピンでほぼ減速せずにコースアウト!一直線にバリアに激突しコースサイドでストップ。オリベイラ選手は意識はあったものの、自力で脱出できなかったためにその時点で赤旗が提示され、レースが中断。オリベイラ選手は無事オフィシャルの手によって医務室に搬送された。40分後にレースが再開され、残り4周のバトルをクインタレリ選手が制した。
翌日行なわれた第18戦。オリベイラ選手はサーキットに元気な姿を見せ一安心。しかしドクターストップによりM-TECチームはリタイア届けを提出。このレースもクインタレリ選手が優勝し、2004年の全日本F3シリーズチャンピオンを獲得した。
次回レース:第10ラウンド(第19&20戦)
日程:2004年10月23日(土)〜24日(日)
会場:ツインリンクもてぎ(栃木県)
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