 全日本F3選手権第13、14戦が山口県MINEサーキットにて行なわれた。G'ZOXがサポートするM−TECのファオ・パオロ・デ・オリベイラ選手は第13戦で見事ポールtoウィン。続く第14戦でも2位表彰台を獲得し、ランキングトップのR・クインタレリ選手(INGING)とのポイント差を縮めることに成功した。
台風16号の影響で悪天候が心配されたが、暑い日差しの下で予選・決勝が行なわれた。シリーズも終盤となり、ここまで6勝を挙げているクインタレリ選手がシリーズをリードし、オリベイラ選手が逆転でチャンピオンを獲得するためには今回は落とせないレースとなる。
各15分づつ設けられた第13&14戦の予選、セッション序盤からMINEサーキットがホームコースであるINGING勢、クインタレリ選手と横溝直輝選手がトップタイムを独占する展開。しかし、絶対負けられないオリベイラ選手が最後に逆転し13戦のポールを獲得。2〜3番手は横溝選手とクインタレリ選手。
14戦のポールポジションは横溝選手。オリベイラ選手は僅差で2位グリッドを獲得。一方クインタレリ選手は7番グリッドに沈み、追い抜きが難しいMINEでは苦戦を強いられることになった。
第13戦。20周のレースは15時20分にスタート。ポールのオリベイラ選手は今回は無難にスタートを決めトップを守った。以下は横溝選手、クインタレリ選手、R・アンティヌッチ選手(TOM'S)、F・カルボーン選手(ThreeBond)と後続も予選順のまま続く。
レースは徐々にクインタレリ選手以下が遅れ、オリベイラ選手と横溝選手の一騎打ちの展開。前半からお互いにファステストを更新しながらの接近戦が続く。
しかし、レース半ばを迎えると横溝選手のマシンは路面コンディションに合わなくなり思うようにペースが上がらず、その間オリベイラ選手がファーステストラップをマークするなど、1分24秒台前半の安定したタイムを刻み続け、7秒もの大差をつけトップでチェッカー、第9戦鈴鹿以来となる今季3勝目を飾った。2〜3位は横溝選手とクインタレリ選手が表彰台に立った。
翌日29日に決勝が行なわれた第14戦は30周の長丁場。ポールの横溝選手は、ホールショットを奪い1コーナーへ。一方2番グリッドのオリベイラ選手は痛恨のミスを犯しアンティヌッチ選手にかわされ、4番手武藤英紀選手(戸田レーシング)からも猛攻を受けるが、これはしのいで3番手を死守し、追撃体制に移る。
アクシデントやペナルティで混乱する後続を尻目にトップ3台は僅差でのバトルを繰り広げるが、3選手ともミスを犯さず順位を入れ替えるチャンスはなかなか訪れない。
結局そのままの順位でチェッカー。横溝選手がF3初優勝を飾り、2位はアンティヌッチ選手。オリベイラ選手は3位。ランキングトップのクインタレリ選手は7番グリッドからひとつポジションを上げ6位でゴールフィニッシュしている。
チャンピオン争いは1位クインタレリ選手が171点獲得。2位オリベイラ選手が一歩近づき151点。今回の優勝で横溝選手が128点で3位に浮上した。
次回レース:第8ラウンド(第15&16戦)
日程:2004年9月11日(土)〜9月12日(日)
会場:仙台ハイランド(宮城県)
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