車の防犯対策に!ハンドルロックの施錠・解除方法

現在、車の性能向上とともに、セキュリティ面に対する技術も進歩しておりますが、それでも車上荒らしや器物破損など、車に関するトラブルがなくなることはありません。車両盗難も、その1つ。被害にあっても盗難された車が出て来ず、解決に至らないというケースも少なくありません。そのような車両盗難を未然に防ぐためにすぐ実施できる有効な手段の一つとして、ハンドルロックがあります。
そこで今回は、ハンドルロックについてご紹介します。

ハンドルロックとは

ハンドルロックとは、車のキーを抜いた状態でハンドルを回すとロックがかかる機能のことで、別名、「ステアリングロック」とも呼ばれます。ハンドルロックがかかると、「ガチッ」という音が鳴るのが特長です。盗難防止のための機能であり、日本ではハンドルロック機能がなければ販売できないためすべての車に取り付けられています。ハンドルロックがかかるとハンドルが動かなくなるだけでなくエンジンもかからなくなるため、盗難を限りなく防ぐことができます。

解除方法を知らなければ……

車両盗難を防ぐことができるハンドルロックですが、ハンドルロックの解除方法を知らずに誤ってロックをかけてしまうと、解除方法を知らなければ大変です。特に仕事や約束の前など急いでいるときにハンドルロックがかかると、焦ってしまう方も多いはず。どうすればいいのか分からず、サポートセンターに問い合わせないといけない場合も。
でも、ハンドルロックの施錠方法や解除方法をしっかりと知っておけば、いざというときでも焦る必要はありません。焦らず対処するためにも、しっかりと覚えておきましょう。

施錠方法と解除方法

ハンドルロックの施錠方法は、キーを抜いた状態でハンドルを回すだけです。その解除方法も、とっても簡単。ハンドルを左右どちらかに動かしながら、エンジンをかけるだけ。キーを用いてエンジンをかける場合はハンドルを動かしながらキーを回すことで、また、ボタンを押してエンジンをかける場合もハンドルを動かしながらボタンを押すことでロックは解除されます。リモコンキーの場合、反応が悪かったりリモコンの電池が切れかけていたりするとロックが解除されにくいケースもあるので、その場合はリモコンを近づけたり、リモコンの電池を替えたりすることで対処が可能です。
オートマチック車の場合は、シフトレバーが「P」の位置にあるかどうかを必ず確認してから行う必要があります。
ハンドルロックの解除方法は、該当車種の取り扱い説明書にも掲載されていると思いますので、事前に確認しておくといいでしょう。

車両盗難を防げるハンドルロック。施錠方法と解除方法をしっかりと覚え、日頃から愛車の防犯対策を行いましょう。