ガラス系コーティングに纏わる、ウソ・ホント!

近年、ますます人気が高まっているガラス系コーティング。愛車への施工をお考えの方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、施工をする前に知っておきたい、ガラス系コーティングに纏わるウソ・ホントにお答えします。

Q.セルフでの施工は難しいって、ウソ?ホント?

A.答えは、ホント。
カー専門店に行くと、セルフでできるコーティング剤が多数販売されています。自分で施工できる手軽さから根強い人気がありますが、こちらはガラス系コーティングではなく、ポリマー系などの、一般の方が簡単に施工できるタイプのコーティング剤です。ガラス系コーティングをセルフできれいに仕上げるのは、ほぼ無理なのです。
というのも、ガラス系コーティングの仕上がりを左右するのは、下地処理。コーティング前には、洗車をするだけではなく、ボディについた鉄粉やキズを除去したりといった作業が必要です。プロ施工の場合はコーティング前にこういった処理を完璧に行ってくれますが、自分ですべてを行うのは技術や経験が無ければなかなか難しいといえます。また、ガラス系コーティングの液剤を均一に塗布するのも、一般の方には難易度が高いといえます。

Q.セルフ施工とプロ施工、大した差はないって、ウソ?ホント?

A.答えは、ウソ。
セルフ施工とプロ施工とでは、仕上がりに雲泥の差があります。
その理由のひとつは、プロ施工で使用する液剤とセルフ施工用の液剤とでは、仕様に大きな差があるということ。カー用品店などではセルフ施工用のコーティング剤が多数販売されていますが、これらはあくまで一般の方でも使えるように作られたもの。扱いやすい一方で、技術と知識に優れたプロが使う用に作られた製品よりも性能が劣ります。
また、ガラス系コーティングの美しい仕上がりを実現するためには、コーティング作業以外の工程も非常に重要です。洗車や鉄粉除去、マスキング、磨き作業、脱脂作業、コーティング作業、仕上げ作業……といった工程をセルフですべて行うのは不可能といってもいいでしょう。さらに、車のコンディションによって最適な施工プランは異なるため、プロはその車に合った液剤や施工方法を選択します。この見極めは、プロだからこそできること。
このような理由から、セルフ施工とプロ施工とでは光沢感や耐久性など、仕上がりに大きな差が出るのです。

Q.ガラス系コーティングをすればその後のケアが楽になるって、ウソ?ホント?

A.答えは、ホント。
ガラス系コーティングを施工すると、ボディにコーティング被膜が形成されるため、チリやホコリ、油汚れやカーボン汚れが付着しにくくなります。そのため、普段のケアは軽く水洗いをする程度で十分。ケアに時間や手間をかけられない人にこそ、ガラス系コーティングはおすすめです。

Qガラス系コーティングをするとキズがつきにくくなるって、ウソ?ホント?

A.答えは、ホント。
製品によって程度は異なりますが、ガラス系コーティングを施工することによってスクラッチキズがつきにくくなります。また、車についていたスクラッチキズや洗車キズが目立ちにくくなるという効果も。

いかがでしたか。
ガラス系コーティングは、愛車の見た目や防汚性・耐久性を高めてくれるもの。ぜひプロによる施工をご検討ください。